★ｱｸｱ む〜すスポーツ Vol.114★

◆◆24S ｼﾞｬﾊﾟﾝｶｯﾌﾟﾀﾞｰﾄ 展望◆◆


師走に入り今期も4週の開催を残すのみとなり暮れのGI戦線も大詰めとなってきた｡今週はﾀﾞｰﾄ最強馬決定戦のJCﾀﾞｰﾄが阪神競馬場で行われる｡年末の東京大賞典もあるが､やはりこのﾚｰｽが国内ﾀﾞｰﾄ最高峰のﾚｰｽであり､ここを勝ってこそ最強馬の称号が得られる



三強による現ﾀﾞｰﾄ王決定戦と見る｡



まずはGI3勝の､ｱｸｱﾌｧｰﾋﾞｰ(牝4 にぽぽ厩舎)春のかしわ記念､帝王賞を制しﾀﾞｰﾄ女王を襲名した同馬｡秋の目標は南部杯〜海外遠征と思われたが､陣営の調整ﾐｽで南部杯を回避｡大一番での痛恨のﾐｽ､陣営は苦悩しただろう｡しかし､そこから立て直し前走のJCB-LCでは能力の違いを見せ付ける完勝劇｡回避での影響がなかったのがなによりだった｡これで3つ目の勲章を手に入れたが､やはり最強馬を証明するのはｺｺを制してこそ｡状態は前走以上であり力を見せ付けたい所だろう期待したい｡


南部杯を制し前走ｱﾒﾘｶ遠征を敢行した､ｶﾗｰﾗｯｼｭ(牝4 あいづや厩舎)BCｸﾗｼｯｸでは思うような競馬が出来なかったが､勝ち馬から0.2秒差の5着と善戦､差も僅かで力は見せられたか｡帰国後はｺｺを目標に調整｡主に疲労回復に努めたが最終追い切りでは抜群の動きを披露､ｱｸｱ代表となった走りを見せられる状態にあると見る｡真のﾀﾞｰﾄ王になるには女王打倒が命題となる｡3歳時に先着を許した時よりは数段ﾊﾟﾜｰUPしており､ついにﾘﾍﾞﾝｼﾞの時が来たと見る期待したい｡


前走で待望の初GI勝利をあげ勢いに乗る､ﾏｧｰｽﾞﾃﾞｲﾋﾞｽ(牡5 まぁぁ厩舎)春のひ弱さが嘘の様に成長｡日本TV盃では女王を撃破｡南部杯では惜しい2着だったが｡前走のJBCｸﾗｼｯｸでは圧倒的な強さを見せた｡ｺｺは上記二頭へのﾘﾍﾞﾝｼﾞ戦であり､この馬の成長を見せ付けられる絶好の舞台だろう｡今秋好調の厩舎でもあり同馬同様勢いを感じる｡ｱｸｱNo1厩舎への復権の序章となるか期待したい｡


上記三頭の三つ巴戦と見るが､紛れた時の押さえに､GI2着2回と大舞台でも好走の多い､ｶﾑｲ(牡6 西風厩舎)と前走の浦和記念を快勝し勢いが感じられる､ﾋﾞｰﾁｻｲﾄﾞ(牝4 まさかり厩舎)の二頭は押さえておきたい｡



ﾀﾞｰﾄ最強馬の名を譲れぬ女王と各馬の頂上決戦｡
仁川の砂の舞台は明日今期一番の盛り上がりを見せる｡


◎ｱｸｱﾌｧｰﾋﾞｰ
〇ｶﾗｰﾗｯｼｭ
▲ﾏｧｰｽﾞﾃﾞｲﾋﾞｽ
△ｶﾑｲ
△ﾋﾞｰﾁｻｲﾄﾞ



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