★ｱｸｱ むースポVol.140 天皇賞(春)★

◆◆26S 天皇賞(春)展望◆◆


明日､最長距離GIである､春の天皇賞が行われる｡女王ﾏｧｰｽﾞｼｬﾈﾙは早くからVMへの出走を表明､またこの距離で不安の見える人気馬もおり､やや難解な一戦の様相を呈している


〇1-1 ﾀﾞｲﾊﾞｰｼﾞｪﾝｽ(牡6 ふくりゅ〜厩舎)
JC勝利で距離への目処はたったもののやはり本質は短い距離でのほうが合うと見ている｡ただ実績､能力はこの中では抜けた存在｡まずはｷｯﾁﾘ折り合い勝負処を迎えたい

▲2-2 ｴﾙｻﾚﾑ(牡5 武装戦線厩舎)
OPに入りまだ勝ち星が無く少し伸び悩んでいるか｡ただ直前の調教ではいつも以上に抜群の動き｡陣営は距離延長でこの馬の良さが出そうと判断との事｡良血馬が大舞台で目覚めるか

…ｼﾞｭｳﾆﾀﾞｲﾒ(牡4 牙の無い狼厩舎)
古馬混合戦では結果を出せてはいないが､素直な気性は長丁場で我慢が効く可能性も｡母の成し得なかった春の盾取りに挑む

…4-4 ﾑｹﾞﾝｶｲｼﾞｹﾞﾝ(牡5 ぬーべー厩舎)
前走でOP初勝利を上げここへ｡しかし抑えの効かない気性がこの距離ではどうか｡能力は高く期待も大きいがまずは折り合いだろう｡今回はこの馬のｽﾋﾟｰﾄﾞを生かした競馬をするとの事

◎5-5 ｼﾞﾌﾞﾗﾙﾀﾙｿﾞｰﾝ(牡6 あげ厩舎)
前走では連勝で初GI制覇を上げた｡今一番勢いのある馬だろう｡ここでもと､行きたいが､主に勝鞍は短距離が主体で2000以上の勝鞍はない｡初の長距離戦でもあり不安は付き纏う｡しかし､ここを勢いと共に勝利出来れば先々は非常に楽しみにはなるだろう

…6-6 ﾄﾗﾉﾄｯﾌﾟｽﾀｰ(牡6 RYU厩舎)
前走の日経賞では低評価ながら接戦を物にして重賞V｡陣営的に目標は秋との話もあるが､父の血統からここも楽しみになるだろう

…ﾀﾞｸﾞﾗｽｼｮｯﾄ(牡4 一斗厩舎)
これまで6戦5勝と底を見せておらず､前走はOP初戦にも係わらず快勝｡しかし一気の相手強化で､ここは試金石の一戦か

…7-8 ﾃｨﾝﾊﾞｰｼｰﾗｰ(牡5 ﾋﾃﾞ厩舎)
これまでﾀﾞｰﾄでしか実績が無く､この舞台と相手では厳しいか

△8-9 ｽﾀｰﾌｪｱｰ(牡5 あきと厩舎)
前走の大阪杯で初重賞勝利､今期に入り上昇してきた一頭だ｡血統的､気性的に見てこの距離が合うかどうかは疑問だが､今後まだ伸びる余地がありそうで､ここでのﾚｰｽぶりには注目しておきたい

…8-10 ﾅﾎﾟﾎﾟ(牡4 西風厩舎)
これまで重賞を2着する等好走はあるが､このﾒﾝﾊﾞｰ相手ではどうか｡折り合って進んで上位を狙い､今後の飛躍のｷｯｶｹを掴みたい


高松宮記念1､2着馬は評価したいが､この延長での心配は尽きない｡今後飛躍する馬の台頭もありそうな一戦でもあり､春の大一番を展望する上では重要なﾚｰｽになるだろう｡楽しみにしたい