★ｱｸｱ むーｽﾎﾟVol.153 JBC競走★

◆◆26S JBC競走 展望◆◆
明日の話題はｱﾒﾘｶのBC競走だが､国内ではJBC三競走が行われる｡

まずはBCｸﾗｼｯｸから
南部杯上位三頭が順にBC遠征､引退､回避となり現上位に推される馬の姿は無く､また僅か5頭(4頭)の登録となり少し盛り上がりに欠けた印象か｡ﾚｰｽはGIでも好走を見せる､ﾐﾝﾄｽﾀｰ(牡6 ﾁｭｯﾊﾟﾁｬｯﾌﾟｽ厩舎)と帝王賞制覇後に勝ち鞍はないが､唯一のGI馬のﾒﾃｵ(牡5 ｽﾍﾟｼｬﾙｳｨｰｸ厩舎)の二頭の一騎打ちだろう｡ﾐﾝﾄｽﾀｰは前々走で南部杯勝ち馬のﾈｺﾏｾﾚﾏ(BC出走)に肉薄し､続くﾛｰｶﾙﾚｰｽでも59kgを背負いながら完勝と勢いがあり､こちらを上に取りたい｡ﾒﾃｵは夏負けの影響か､秋に入っても勝ち切れず､今回は巻き返したいだろう｡GI馬の意地を見せたい｡一角崩しならﾄﾗﾉﾊﾞｽﾀｰ(牡4 RYU厩舎)か､ただ前走の内容から見ると一気に…とは難しいか｡



続いてはｽﾌﾟﾘﾝﾄ
こちらも僅か5頭(4頭)の出走となった
ここはｶﾗｰﾄﾞｸﾞﾛﾘｱ(牡6 ｵｸﾄﾊﾞ厩舎)が大威張り｡GI好走も幾度となく重賞でも結果を残してきた｡ここは初戴冠に期待が高まる｡追随する一番手は､ｿｺｿｺﾀｶｲｿｳ(牝4 こいじろう厩舎)短距離で結果を出し､ｽﾋﾟｰﾄﾞ能力には長けている｡続くのはﾏﾂﾓﾄｷﾖｼ(牝4 ﾏﾂﾓﾄﾋﾃﾞﾕｷ厩舎)まだOP入りしたばかりだが4戦4勝と底を見せておらず楽しみはあるか



最後にﾚﾃﾞｨｰｽｸﾗｼｯｸ
こちらは6頭が登録能力は拮抗してる模様で専門紙の印もかなりバラけている
まずは三連勝で同舞台のﾚﾃﾞｨｰｽﾌﾟﾚﾘｭｰﾄﾞを制した､ﾀﾞﾝｻｰｽﾞﾌﾘｰﾄ(牝5 ﾋﾃﾞ厩舎)が一歩ﾘｰﾄﾞか｡勢いもあり四連勝で戴冠も期待出来る｡5連勝の､ﾊﾟｯｸ(牝4 ﾐｽﾀｰM厩舎)も勢いはある｡まだ大きな舞台での活躍はないが勢いなら負けてはいない｡あとは順に､ｼﾘｳｽS勝ちのある､ﾛｰｽﾞﾚﾃﾞｨ(牝4 えいたーぼ厩舎)や21勝を誇る女帝､ﾃﾞｲﾋﾞｽｸﾙﾄ(牝6 さぼはに厩舎)も経験が生きれば期待出来そう｡ﾉﾘｵｶｸﾒｲ(牝4 ちょー厩舎)は能力はあるが気性に難点があり折り合いが課題か｡



どのﾚｰｽも少頭数になり寂しい限りだが､GI制覇に向けここを目差して来た馬達ばかり｡悲願達成や復活等､話題も盛り沢山｡国内BCも熱い戦いが行われる事だろう