★ｱｸｱ むースポVol.177 ｽﾌﾟﾘﾝﾀｰｽﾞS★

◆◆27S ｽﾌﾟﾘﾝﾀｰｽﾞS展望◆◆

秋競馬開幕を告げる一戦､ｽﾌﾟﾘﾝﾀｰｽﾞSが行われる｡ここから今期の後半戦は一気に盛り上がっていくだろう｡


…1-1 ﾀﾛﾘﾝ(牡5 たろやん厩舎)
前走で自己条件の1000万下を勝ったばかりであり､いきなりのGI挑戦はどうだろう｡好枠を生かし上位進出を狙う

◎2-2 ﾌｧﾌﾞﾚｶﾞｽ(牡5 ｶｰﾀｰ厩舎)
今期最大の夏の上がり馬か｡初重賞勝ちとなった函館記念を皮切りに､札幌記念でも宝塚記念馬を撃破し連勝｡前走のｾﾝﾄｳﾙSでも味な競馬を見せ着差以上の快勝と､勢いは止まらない｡ここまでくればあとは戴冠を待つのみ｡また父のｽﾋﾟｰﾄﾞがこの舞台でさらに生きる事となるだろう｡ﾋﾟｯﾁの支配者ｾｽｸ･ﾌｧﾌﾞﾚｶﾞｽ同様､この秋ｱｸｱのGI戦線をこの馬が支配する

〇3-3 ﾊﾔﾄｲﾝｻﾞｽｶｲ(牝5 ふくりゅ〜厩舎)
春のVMを制した同馬だったが､夏競馬では思うような結果を残せなかった｡秋の目標はこの先に行われるエ女王杯との事だが､元々ｽﾋﾟｰﾄﾞに長けた馬であり､この距離が一番合う可能性も高い｡父母両頭が制したこのﾚｰｽ､その娘としては勿論譲れない一戦となるだろう

…4-4 ﾎｯﾄｽﾅｯﾌﾟ(牝6 ＠やま＠厩舎)
OP入りしてからは掲示板がやっとの状況､いきなりはどうか｡自慢の末脚を駆使し上位進出を狙いたい

▲5-5 ﾌﾟﾚﾐｱﾑﾌﾞﾗｯﾄﾞ(牡4 むーす厩舎)
宝塚記念制覇後､ﾌﾗﾝｽへ遠征し挑んだ､前走のﾌｫｱ賞であったが､僅かに及ばずの3着｡見せ場はあり力は見せられた｡ただ今回は帰国初戦であり､疲れ等の状態が少し懸念される｡またOPでのｽﾌﾟﾘﾝﾄ実績も無くこの距離に対応出来るかも少し心配｡以上の事から今回は少し評価を下げるざるを得ないだろう

△6-6 ｱﾆﾏﾙﾊﾞｰ(牝4 西風厩舎)
夏に調子を上げ､重賞を2連勝｡ここにきて本格化の兆しを見せる｡夏の転戦の疲れが多少見え隠れするが､好調維持が出来ていれば好走以上も期待出来そうだ

△7-7 ｶﾝｼﾞﾝﾁｮｳ(牡4 西風厩舎)
春には安田記念を2着する等活躍し能力の高さを見せた｡ここ2走は結果が出せていないが､3走前のｱｲﾋﾞｽSDを制した走りを見れば2000は少し長い可能性もあるか｡1600以下なら崩れる事はない､この距離で巻き返し､春に成し得なかった悲願のGI制覇を狙う



このﾚｰｽから秋のGI路線､また世界に挑戦する馬も現れる可能性も高い｡まずはｽﾋﾟｰﾄﾞの限界への挑戦｡
今後を展望する上で重要なﾚｰｽとなるだろう､見逃せない一戦だ