★ｱｸｱ むースポVol.184 JBCｸﾗｼｯｸ★

◆◆27S JBCｸﾗｼｯｸ展望◆◆

最後にﾒｲﾝﾚｰｽとなるJBCｸﾗｼｯｸにふれたい｡
今期ﾀﾞｰﾄGIを席巻した王者は不在｡南部杯覇者も米国遠征とGI馬は不在の一戦｡出走全7頭が初GI制覇に向け凌ぎを削る事となる

◎1-1 ﾈｺﾏﾚｰﾇ(牝5 ねこまー厩舎)
春のGIでは2､3着と惜しいところまで来た｡秋復帰戦から連勝し牝馬GIに目もくれずこの舞台へ登録｡実績､能力共にﾒﾝﾊﾞｰでは抜けた印象｡悲願のGI制覇をここで決めたい

△2-2 ｲﾂｶﾏﾀｺｺﾃﾞ(牡6 浩志厩舎)
ﾛｰｶﾙ戦ながらも昨Sから勝ち星を重ね､帝王賞でも5着に好走｡戦績から少し地味な印象だが､この大舞台でも侮れない存在となる

〇3-3 ﾊｲﾊﾟｰｼｰﾝ(牡5 ｼﾞｬｲﾛ厩舎)
今期に入り着実に力を付け､前走の南部杯でも差の無い4着と好走｡GIを意識出来る存在へと成長してきた｡前走の走りがここでも出来れば､おのずと栄冠が見えて来るはずである

▲4-4 ﾌﾞﾗｯﾄﾞﾍﾞﾘｯｸ(牡5 武装戦線厩舎)
前走の南部杯では1番人気の評価を受けたが惜しい3着とあと少しのところで涙を飲んだ｡今回は前走の悔しさを晴らしたい一戦｡悲願のGI制覇に向け､前走以上に力が入る

…5-5 ｹｲｼｭｳｸﾝ(牡5 ｷｸりん厩舎)
今期に入り大崩れ無く堅実に走って来たが､前走の南部杯では見せ場も無く終わった｡今回は前走を糧にし､前走以上の好走を狙う

△6-6 ﾏﾂﾓﾓﾘﾝﾔｽ(牡6 もとむG厩舎)
これまで数々の重賞を制して来た同馬だが､GIへの出走はこれが初｡実績はこのﾒﾝﾊﾞｰでも見劣りはない｡満を期しての大舞台への挑戦､さらに大きな勲章獲得への期待がかかる

…7-7 ｹｲﾃﾞｼﾞﾀﾙ(牡3 ﾐｴｽｸ厩舎)
主立った勝ち鞍はなく､また一気のﾒﾝﾊﾞｰ強化の一戦｡若さと勢いで上位を狙う




GI好走歴のあるﾈｺﾏﾚｰﾇを筆頭に､ﾚﾍﾞﾙの高かった南部杯上位組のﾊｲﾊﾟｰｼｰﾝ､ﾌﾞﾗｯﾄﾞﾍﾞﾘｯｸとGI上位馬が中心となるだろう｡別路線では実績のあるﾏﾂﾓﾓﾘﾝﾔｽが恐い存在｡堅実なｲﾂｶﾏﾀｺｺﾃﾞも馬券的にはおさえておきたいところだろう


中央のJCDを見据え､ここで初戴冠を成し遂げるのはどの馬か?今後のﾀﾞｰﾄ界の力関係が見えて来る一戦でもあり注目したい