★ｱｸｱ むースポVol.193 有馬記念★

◆◆27S 有馬記念 展望◆◆


今期をﾗｽﾄを飾る一戦､ｸﾞﾗﾝﾌﾟﾘ有馬記念が行われる｡秋GI二勝のﾌｧﾌﾞﾚｶﾞｽは香港Mを最後に引退を表明したが､GI馬5頭を筆頭に下半期に活躍した馬達がここ中山に集結｡今期を締め括るに相応しいﾒﾝﾊﾞｰとなった


◎1-1 ﾄﾞｳﾅﾝﾃﾞｽｶ(牡5 ふくりゅ〜厩舎)
ﾏｲﾙCSでは惜しくも戴冠を逃したが､続く金鯱賞では圧巻の走りを見せ改めて能力の高さを見せ付けた｡ただ距離延長で折り合いが付くかが課題か｡能力は既にGI級､落ち着いて望めばは栄冠に手が届く存在だ

…2-2 ﾌｫｰﾁｭﾝｻｼｺ(牡4 武装戦線厩舎)
秋に入り惜しい競馬が続くも勝ち切れないﾚｰｽが続く｡このﾒﾝﾊﾞｰ相手でも好走出来る能力はあるが､勝ち切すまではどうか

△3-3 ｽﾀｰﾐｽﾄ(牡3 あきと厩舎)
世代No1の力を見せ前走のJCでは古馬相手に3着と好走｡やや疲れが出た事が心配だが､前走の状態にあればここでも通用する力は十分にあるだろう

△4-4 ﾌﾟﾚﾐｱﾑﾌﾞﾗｯﾄﾞ(牡4 むーす厩舎)
春のｸﾞﾗﾝﾌﾟﾘ馬だがｽﾌﾟﾘﾝﾀｰｽﾞSで2着した以降は不甲斐ないﾚｰｽが続く｡今回は引退ﾚｰｽの予定｡復活劇を見せ有終の美を飾りたい

…5-5 ﾊﾙﾄｿﾝｸﾞ(牝4 ﾊﾙﾄ厩舎)
エ女王杯2着の後､JCでも5着と好走｡今回はさらにﾒﾝﾊﾞｰ強化の一戦となるが､自分の競馬に徹し上位進出を狙う

△6-6 ｱｯﾌﾟｾｯﾀｰ(牝4 あげ厩舎)
秋に入り左周りを求め東京開催を選択｡陣営の判断は正解で天皇賞で3着し前走のJCでは強豪を退け見事初戴冠した｡今回は結果の出ていない右周り｡克服は可能と見るが少し評価を下げざるを得ないか

▲7-7 ｱｲﾏｰﾙﾌﾟﾗｲﾄﾞ(牡4 むーす厩舎)
米国遠征で2着し帰国後のﾏｲﾙCSでも接戦の2着｡能力はGIに届く位置にある｡距離ｺｰｽ共に心配は無くここで戴冠してもおかしくはない｡悲願のGI取りへ力が入る一戦だ

…7-8 ﾊﾙﾄｸﾞﾚｰﾌﾟ(牡3 ﾊﾙﾄ厩舎)
菊花賞2着後はここを目標にｼﾞｯｸﾘ調整｡距離は問題ないが､歴戦の古馬との差がどうか｡2kgの斤量差を生かし上位入選を狙う

…8-9 ﾁﾊﾞｼﾉﾋﾐｺﾐｺ(牝5 ちばし厩舎)
エ女王杯では好ｽﾀｰﾄから大逃走｡ｺﾞｰﾙ前追い込んで来た他馬に寄られるも見事な逃走劇でGI初制覇｡今回も堂々の逃げ宣言｡強豪牡馬相手にもあっと言わせる

〇8-10 ﾉﾘｵｶﾂﾗｶｯﾃ(牡4 たぷたぷ厩舎)
天皇賞では鋭い末脚を発揮し見事初戴冠｡続くJCでも2着とし能力の高さを見せた｡前走の香港は陣営初遠征でもあり少し準備が足らず残念な結果に終わったが､国内に戻れば勝ち負け出来る下地は十分にある｡遠征の疲れが影響なければ2つ目のGI制覇も見えて来る