★ｱｸｱ むースポVol.206 秋華賞★

◆◆28S 秋華賞 展望◆◆


明日は牝馬三冠最終戦､秋華賞が行われる｡春栄冠を勝ち取った馬達の姿はここには無く､少し寂しい限りだが､新たな世代女王が誕生するのを見届けたい


春の主役はすでに引退したが､春からの力関係はほぼ変わっておらず､ｵｰｸｽで上位入線した馬がそのまま有力となるだろう
前売りの段階で圧倒的な支持を受けている､ｼｬｱﾌﾞﾙﾄﾚｳﾞ(牝3 ｶｰﾀｰ厩舎)ﾃﾞﾋﾞｭｰ当初からｸﾗｼｯｸでの活躍をかなり期待された同馬だったが､春のGI二戦では仕上がりの早かった馬達に敵わなかった｡ただそれでも4着3着と二戦共に力は十分に見せた｡その経験も生きたか､牡馬相手のﾗｼﾞｵNIKKEI賞を制すると続く東北ではﾀﾞｰﾋﾞｰ馬を撃破する大金星｡前走のﾛｰｽﾞSでは持ったままの圧勝劇を披露とここに来て一気に能力開花の兆しを見せている｡弱点らしい弱点も無く､ﾒﾝﾊﾞｰ的に見ても自分の競馬さえ出来れば確勝級｡最後の一冠で大輪の花を開花させたい

対するのはｵｰｸｽ2着の､ｼﾞｭｳｻﾝﾀﾞｲﾒ(牝3 牙の無い狼厩舎)今期に入り勝ちきれないﾚｰｽが多かったが､ｵｰｸｽでは接戦の2着と力を見せた｡ｼｬｱﾌﾞﾙﾄﾚｳﾞには過去1勝1敗まだ勝負付けは済んでおらずこのﾚｰｽで雌雄を決する｡どのﾚｰｽでも大崩れ無く相手なりに走れる強みはあるが､勝ちきれないと言う欠点も持ち合わせている｡前走の紫苑Sでは一年ぶりの勝利､この勝利で馬が変わって来ていれば二頭の対決がさらに盛り上がるだろう､期待したい

その紫苑Sで接戦を演じた､ｿﾗﾉｶｰﾃﾝ(牝3 ｼﾞｬｲﾛ厩舎)が三番手評価｡まだOP一勝の成績ではあるが､前走ｵｰｸｽ2着馬相手に惜しいﾚｰｽ｡良く追い込んだものの少し届かなかったが悲観する内容では無く､ｺｰｽ変わりで今回のほうが向く可能性もある｡上記二頭に割って入りたい

後は抑えになるが､紫苑Sでは3着と少し遅れを取った､ﾅﾂｶｼｲﾀﾞﾝｽ(牝3 ﾊﾞﾛ厩舎)ｵｰｸｽでは掲示板を確保しており一叩きした今回変わり身にも期待したい｡またﾛｰｽﾞSで2着のﾑｰﾝｺﾞﾙｼﾞｪﾘｶ(牙の無い狼厩舎)完敗の内容ではあったが上位へ入れる力は徐々に付けてきた印象もある


二強の一騎打ちか
世代一強をアピールするか
今後の牝馬路線を見ていく上でも重要なﾚｰｽになる予感もする

最後の一冠を賭けた少女達の大一番､どの馬にその栄誉が降り注ぐのか注目したい


◎ｼｬｱﾌﾞﾙﾄﾚｳﾞ
〇ｼﾞｭｳｻﾝﾀﾞｲﾒ
▲ｿﾗﾉｶｰﾃﾝ
△ﾅﾂｶｼｲﾀﾞﾝｽ
△ﾑｰﾝｺﾞﾙｼﾞｪﾘｶ




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