★ｱｸｱ むースポVol.219 川崎記念★

◆◆29S 川崎記念 展望◆◆


新ｼｰｽﾞﾝのGI開幕を告げる一戦､川崎記念が行われる｡今後のﾀﾞｰﾄ界の動向を占う意味でも重要な一戦となると予想される


△1-1 ﾍﾞﾙﾌｫﾚｽﾄ(牡7 むぁぁ)
昨Sﾀﾞｰﾄ王として君臨した同馬だが､年齢からか衰えは隠せない｡昨春の勢いとは裏腹に秋にはJBCｸﾗｼｯｸを勝利したものの他のﾚｰｽでは他馬の後塵を喫するﾚｰｽが続く｡今回も地力頼みの一戦となるが､陣営からも引退の雰囲気が感じ取れその辺りがどうか

▲2-2 ｼｰｷﾝｸﾞﾀﾞﾑ(牡5 にぽぽ厩舎)
まだ重賞勝ちこそないもののこれまでJBCｽﾌﾟﾘﾝﾄ3着を筆頭にGIでも好走を続けている｡やっと体に身が入ってきたとの事､今期飛躍するためにも今回はさらに上位進出を目指す

…3-3 ｷﾝﾀﾞﾝﾉｼﾏ(牝4 うえさま厩舎)
前走昇級初戦となるOP競争だったが結果は殿負け｡このﾒﾝﾊﾞｰ相手では強気になれないだろう

〇4-4 ｸｲｰﾝｵﾌﾞｱｸｱ(牝6 むーす厩舎)
昨秋はJBC-LC勝利からJCD､東京大賞典と混合GIも連勝し最優秀ﾀﾞｰﾄ馬に選出｡名実共にｱｸｱﾀﾞｰﾄ界の女王へと上り詰めた｡年が明けても順調そのもの｡春には繁殖としての引退がすでに決まっており､あと半年は全力投球となるだろう｡引退までTOPの座は譲らない

…5-5 ｶﾗｰｽﾏｰﾄ(牡5 ｵｸﾄﾊﾞ厩舎)
じっくりと育てられ能力を徐々に開花｡前走では初OP勝利し勢いをまして来た模様｡ただ今回は一気のﾒﾝﾊﾞｰ強化で相手関係がどうか｡今後を展望する上でも上位を狙いたい

◎6-6 ｱｸｱﾏﾗﾝ(牡5 一斗厩舎)
昨秋には無敗でJBCｽﾌﾟﾘﾝﾄを制覇｡その後のGI二戦はｸｲｰﾝｵﾌﾞｱｸｱに僅かの差で敗れはしたが､まだ底を見せた訳ではない｡前走後からさらに走る気を見せ､調教での動きでも更にﾊﾟﾜｰｱｯﾌﾟした感が伺える｡今回こそ女王を撃破し､ここから頂点への道を歩みたい



暮れから続く二強対決が今回も熾烈を極めそう｡元ﾀﾞｰﾄ王者に復活の余地が無ければ今期のﾀﾞｰﾄGI前半戦は二頭によるﾚｰｽになる可能性は高い｡果して逆転はあるのか､今後を占う意味でも重要な一戦となりそうだ