★ｱｸｱ むースポVol.231 帝王賞★

◆◆29S 帝王賞 展望◆◆


砂路線の上半期総決算､帝王賞が行われる｡女王の引退､またﾀﾞｰﾄ路線で活躍した馬達も引退と上位陣が軒並みﾀｰﾌを去る事となった｡このﾚｰｽからｱｸｱﾀﾞｰﾄ界の新たな1ﾍﾟｰｼﾞがまた始まる事となるだろう


…1-1 ﾁﾒｲｼｮｳﾏﾝﾎﾞ(牝5 ﾅﾙｻｽ厩舎)
これまでOPで連対は出来ているが､2歳時のOP勝ちを最後にそこから2ｼｰｽﾞﾝ半勝ち星から見放されている｡前走を見る限りこのﾒﾝﾊﾞｰ相手でもどうか｡

…2-2 ﾈｵﾎﾞﾙｹｰﾉ(牡6 ｽﾋﾟｰﾄﾞｷﾝｸﾞ厩舎)
ﾃﾞﾋﾞｭｰ後は休養を挟みながら6連勝と将来を期待されたが､その後は重賞以上では少し上位との差を痛感｡今回も相手は強いが早めの競馬で入賞を目指す

◎3-3 ﾌｧﾝﾄﾑﾙｰｼﾞｭ(牡4 にぽぽ厩舎)
古豪厩舎から大物が登場｡これまで連を外した事は無く安定した成績｡しかし陣営の話だと前走後､やっと体に身が入って来たとのこと｡大きな勝ち鞍は確かにないもののOP級のﾚｰｽを遊びながら勝つあたり､今後本格化すればどれだけ走るのかと思わせるものがある｡陣営曰く厩舎開業で一番の素質馬､秋の大目標を照準にﾛｰﾃを作っているの事だ｡既にここは通過点か､初のGIでどれだけの走りを見せるか期待したい

△4-4 ｶﾞｵﾊﾙﾄ(牡5 ﾊﾙﾄ厩舎)
まだOPは1勝のみだが春先から走りに安定感が出てきた｡二走前は引退した前女王と0.2秒差の2着､ﾚﾍﾞﾙの高かったとされる前走のさきたま杯でも接戦の3着と重賞でもやれる力を付けてきた｡この馬も秋には更に良くなるとの事｡ここは今後の試金石となる一戦になるだろう

〇5-5 ｳﾞｧｲｽﾛｰｾﾞ(牡6 むぁぁ厩舎)
これまで重賞2勝､G1でも3着を三度するなどこの中に入ると一歩抜けた戦績を持つ｡これまでGIではあと一押しが効かず苦渋を飲んだが､上位陣営はすでに引退とこの馬に取っては最大のﾁｬﾝｽが回って来たか｡まだ若い馬達には負けられない､千載一遇のﾁｬﾝｽを物にし悲願の戴冠と行きたい

▲6-6 ｸｰﾙｼｪﾘｰ(牡5 Cool厩舎)
初GIとなった､かしわ記念では一気に頭角を現した上がり馬と期待されたが､結果は6着と敗退､若干経験の差が出たか｡ただ着差は僅かで､悲観する内容では無かったとも見れる｡その証拠に次走のｱﾝﾀﾚｽSでは、かしわ記念2着馬を敗りｷｯﾁﾘ勝利している｡これまでの上位陣は引退､この馬にも最大のﾁｬﾝｽが訪れた｡GI初勝利から秋を展望したい



既存勢力か新興勢力か､秋の大一番を見据え､このﾚｰｽから新たなｽﾀｰが誕生するだろう｡注目したい｡




宝塚記念号は後ほどUPします