★ｱｸｱ むースポVol.233 ｽﾌﾟﾘﾝﾀｰｽﾞS★

◆◆29S ｽﾌﾟﾘﾝﾀｰｽﾞｽﾃｰｸｽ展望◆◆


秋のGI戦線が開幕､まずは電撃の6ﾊﾛﾝ戦､ｽﾌﾟﾘﾝﾀｰｽﾞSが行われる｡春のGIを賑わせた馬達が力を見せるのか､それとも夏の上がり馬達が世代交代を宣言するのか｡


…1-1 ｼﾝﾙｲﾀﾞ(牡4 ｻﾌﾞﾏﾘﾝ厩舎)
夏の中京記念､関谷記念を連勝｡血統からも短距離でこそ｡今回人気はないが母は低評価でVMを勝ったﾅｲﾔｱﾝﾀﾞ､息子も大舞台で一瞬の輝きを見せるか

▲2-2 ｺﾙｳﾞｪｯﾄ(牡5 あげ厩舎)
出世が遅くなったが､今期に入り重賞二勝｡前走､今回と同舞台で行われた京王杯AHでは早めに抜け出し､そのまま後続を突き放し快勝と強い内容｡今回も勢いのまま更なる飛躍を狙う

…3-3 ﾌﾟﾗﾁﾅｹﾞｰﾄ(牡4 MAX厩舎)
前走1600万下を勝利しOP入りしたばかりだが､ｽﾋﾟｰﾄﾞ能力には非凡な才能を見せる｡相手は強いが先を見据えての挑戦か

◎4-4 ﾑｰﾝｺﾞﾙｼﾞｪﾘｶ(牝4 牙の無い狼厩舎)
三歳時から常に上位で活躍し､GIでもVM2着､安田記念を3着と力を見せるものの勝ち切れ無かった同馬｡だがｸｲｰﾝSで三歳の自己条件勝利以来､実に20ヶ月ぶりの勝利をあげそこから重賞を3連勝｡充実期を向かえた今､これまでの鬱憤を晴らすべく､今回こそ頂点奪取と行きたい

△5-5 ﾏﾘﾝｺﾞｯﾄﾞ(牡4 にぽぽ厩舎)
まだ主だった活躍は無いが､良血に違わず能力の片鱗を感じさせるﾚｰｽ内容｡今回このﾒﾝﾊﾞｰで通用する様であれば今後の展望も明るい｡古豪厩舎だけに戦績からの軽視は禁物だ

△6-6 ﾃﾝﾘｭｳ(牡5 一斗厩舎)
春の天皇賞を制した後は惜しいﾚｰｽが続き､夏の開催の間はｺﾞｼｯﾌﾟ記事に晒され､陣営自体競馬どころでは無かったか､それが同馬にも影響したかの様な成績で､この馬らしさは影を潜めてしまった｡本来のこの馬の走りを見せ､この悪い流れを一変させたい

…7-7 ﾚｲﾓﾆ(牝4 西風厩舎)
VM､安田記念を連勝し春のﾏｲﾙ女王に襲名｡しかしその後は重賞1勝｡斤量に泣かされるﾚｰｽで力を発揮出来なかったか｡今回の距離は合う､春のﾏｲﾙ女王の力を見せつけたい

△8-8 ﾁｰｽﾞﾌｫﾝﾃﾞｭ(牡5 まっちゃん厩舎)
高松宮記念勝利後はOP1勝のみと思ったほどの結果は残せなかった｡ここ2走も春の走りは影を潜めている｡だが今回は状態が上がって来た模様､ｽﾌﾟﾘﾝﾄGI馬の力を見せここで復活と行きたい

〇8-9 ｸｰﾙﾎﾞﾙﾄﾞｰ(牡4 Cool厩舎)
CBC賞で重賞初勝利をあげ､その後ﾏｲﾙ以下の重賞で4連続2着と勝ち切れなかったがどれも僅差の好走｡今回春の実績馬にも不安が見えやや混戦模様､そうなればこの馬の安定感が生きて来ないか｡上手く立ち回りさえすれば一気の戴冠も見えて来そうだ