★ｱｸｱ むースポVol.250 高松宮記念★

◆◆30S 高松宮記念 展望◆◆


ﾄﾞﾊﾞｲ開催の盛り上りから一夜明け､国内では今期の芝GI路線が開幕｡尾張の地にﾌﾙｹﾞｰﾄ10頭が集まった


…1-1 ﾁﾊﾞｼﾉｱｷ(牝4 ちばし厩舎)
2歳時から活躍し前走のｼﾙｸﾛｰﾄﾞSで初重賞制覇｡前走の勢いのままに今回は強豪に挑む

▲2-2 ﾐﾙﾌｨｰﾕ(牝6 まっちゃん厩舎)
現ｱｸｱ女王だが香港遠征後は少し精鋭を欠く場面もある､少し遠征の疲れがあるのかもしれない｡ただ前走は見せ場十分の2着｡ここに向けて短距離で結果が出たのは好材料だろう｡大舞台でこそ輝くのが女王｡4つ目GI制覇に向け調子を上げてきた

〇3-3 ｽﾀｰﾌｫｰﾙ(牡7 あきと厩舎)
昨Sの米国遠征後はなかなか噛み合わず掲示板がやっとだった｡年が明けてのﾚｰｽでも勝ちきれないﾚｰｽが続いているが徐々に良化を伺わせるﾚｰｽ内容で調子は上向いて来たか模様､今回も上位争いが期待できそう｡ただ勝ちきれなさが目立つ同馬だけにここも突き抜けられるかが鍵だろう

△4-4 ｵﾌﾞｾｯｼｮﾝ(牡5 啓ぼぅ厩舎)
初GIとなった昨秋のﾏｲﾙCSでは強豪の壁に阻まれ結果は出せなかったが､立て直した年明け初戦の阪急杯では女王ﾐﾙﾌｨｰﾕを下し初重賞制覇した｡続く中日新聞杯では少し折り合いを欠き3着｡距離短縮のここなら巻き返しもあるか

…5-5 ﾘﾝｺﾞﾓｷﾞﾚﾋﾞｰﾑ(牡5 西風厩舎)
昨秋の天皇賞2着､短距離重賞も3勝と実績では見劣らない｡ここ三戦の内容がｲﾏｲﾁだけにどうかだが､状態が良ければ能力はGI級なだけに軽視は禁物だ

…6-6 ｲｿﾉｷﾉｺ(牝6 牙の無い狼厩舎)
前走の中山牝馬Sを含み重賞2走の実績｡GI戦では結果は出てないが､今回は上手く立ち回り上位を目差す

△7-7 ｷｬﾌﾟﾃﾝﾜﾀﾅﾍﾞ(牡4 武装戦線厩舎)
昨秋から力を付け､暮れの阪神C､前走の中日新聞杯と重賞を2勝｡距離に関しては父から見てこの距離くらいが合いそう｡一線級とは初の対戦となるが前走を見る限りここでも通用しそうな雰囲気はある｡ここで結果が出せれば先々楽しみな存在となりそうだ

◎7-8 ｺﾙｳﾞｪｰﾀ(牡5 あげ厩舎)
昨秋のGIでは､僚馬ｺﾙｳﾞｪｯﾄの陰に隠れる様な形で連続2着｡能力はあるが兄貴分には僅かに敵わなかった｡ただ重賞4勝の実績が示す通り力はある｡今回は同厩のﾗｲﾊﾞﾙの姿はない､昨秋悔しい思いをした分をここでその鬱憤を晴らし悲願達成を成し遂げたい

…8-9 ｽﾀｰｷﾞｬﾗｰﾄﾞ(牡6 あきと厩舎)
昨S夏頃から頭角を現し､年明けにOPを2勝､前走のｵｰｼｬﾝSではGI2着馬を相手に差の無い競馬と力を見せている｡同厩のｽﾀｰﾌｫｰﾙの陰に隠れる形だが素質はこちらも負けてはいない

△8-10 ｱｰﾘｰﾄﾗｯｸｽ(牡7 あげ厩舎)
年明けからG2を連勝しここへ｡年齢を重ねﾚｰｽが安定し､やっと結果が出てきた模様｡昨秋のﾏｲﾙCSでも4着と好走と能力は勿論GIでも通用するものがある｡同厩のｺﾙｳﾞｪｰﾀと共にこちらも悲願のGI制覇へ力が入っている