★ｱｸｱ むｰｽﾎﾟ海外特別号 香港Ｃ★

◆◆海外特別号 香港ｶｯﾌﾟ◆◆

明日はWCS予選2ﾚｰｽが香港ｼｬﾝﾃｨ競馬場で行われる｡まずはｱｸｱ代表として香港Cに出走するｽﾀｰｷﾞｬﾗｰﾄﾞ(牡6 あきと厩舎)についてお伝えしたい


ｽﾀｰｷﾞｬﾗｰﾄﾞは予選第4組の8枠8番に枠組みが決まり､前売の段階で単勝5.0倍の3番人気と現地でも好評価をうけている｡

直前輸送となったが現地には無事到着｡検疫後すぐに馬房でｶｲﾊﾞを平らげるあたり環境の変化にも動じてなさそうだ｡調教は芝ｺｰｽをｷｬﾝﾀｰで軽目に行っただけだが､自厩舎でいつも通りのﾚｰｽ前の仕上げを行っており､動きにも問題は無い｡

同馬にとって今回のﾚｰｽには一つの思いがある｡25ｼｰｽﾞﾝに母ｽﾀｰﾈｰｼｮﾝが成し遂げられなかった香港GI制覇のﾘﾍﾞﾝｼﾞだ｡母ｽﾀｰﾈｰｼｮﾝはｱｸｱの強豪牡馬陣を下し見事25SのﾏｲﾙCSを制覇｡国内の期待を一身に浴び香港へと海を渡った｡結果は末脚を伸ばすも前の2頭を捕らえ切れず惜しくも3着と涙を飲んでいる｡そして5ｼｰｽﾞﾝの時を越え息子が今回海を渡る｡このﾁｬﾝｽは絶対に逃せない｡


しかし､相手はﾜｰﾙﾄﾞを代表する強豪ばかり､その中でも本紙が相手一番手と見ているのが､ﾎﾟｲﾝｾﾁｱW代表のﾗﾚｰﾇｸﾚｰﾙ(牝5 ｸｰﾙ厩舎)だ｡美しい白毛の馬体に貴賓のある風貌は女王に相応しく､ﾗｲﾊﾞﾙ馬であっても魅せられてしまう｡偶然だが､この馬も母ﾌﾟﾗﾝｾｽｸﾚｰﾙ(ﾍﾞﾃﾙｷﾞｳｽW･あいまーる厩舎)が26Sの香港Cで惜しい4着と敗れており､ｽﾀｰｷﾞｬﾗｰﾄﾞ同様に母のﾘﾍﾞﾝｼﾞを果たす為にここへ挑戦してきたとも思われる｡陣営的にもこの一戦には力が入っていると聞く､ただ若干右周りではｽﾑｰｽﾞさを欠くところもあるとの事で､付け入る隙もありそうだ｡
他にも1番人気に推されている､強豪ｱﾝﾀﾚｽW代表のﾚｼﾞﾓﾆｶﾗｯﾎﾟ(牡4 ﾚｼﾞﾓﾆ厩舎)やﾍﾞｶﾞW代表のﾗﾝﾄﾞｵﾌﾞﾄﾞﾘｰﾑ(牡4 ﾘﾍﾞﾗ厩舎)等々､相手は強く簡単なﾚｰｽにはならないだろう｡



母のﾘﾍﾞﾝｼﾞ､陣営の夢､多くの期待を乗せてｽﾀｰｷﾞｬﾗｰﾄﾞが明日大舞台へと挑む｡是非とも予選突破を果たし､決勝のﾄﾞﾊﾞｲの地へと夢を繋げて欲しい