★アクア むースポVol.288 帝王賞★

◆◆31S 帝王賞 展望◆◆


明日は上半期のﾀﾞｰﾄGIの総決算､帝王賞が行われる｡これまでﾀﾞｰﾄ界を引っ張って来た馬達はﾀｰﾌを去り､4強で残っているのはGI連勝中のﾊｯﾋﾟｰｸﾛｰﾊﾞｰのみ｡新興勢力の台頭があるのか､はたまた新ﾀﾞｰﾄ王者がこのまま連勝を続けるのか｡秋の大一番に向け､ﾀﾞｰﾄ界も新しい風が吹き始めている


〇1-1 ﾌﾞｱｲｱﾝｴｸｾﾙ(牡5 TMFM厩舎)
かしわ記念を挟み重賞を3勝､斤量差の恩恵も少しはあったが､前走のさきたま杯ではGI馬2頭を相手に接戦を制し勢いのあるところを見せた｡かしわ記念では6着だったものの今の勢いならと思わせる物がある｡距離延長は望むところ､ここで結果を出し飛躍を誓いたい

▲2-2 ﾖﾎﾞｳｾｯｼｭ(牡4 追い風参考記録厩舎)
まだ重賞勝ちはないものの､これまで安定した力を発揮見せて来た｡2走前のｵｱｼｽSでは60Kgの酷量を背負いながらも鋭い末脚で完勝､前走初重賞となった北海道SCでは果敢に前に行って惜しい3着｡やはり溜めたほうが持ち味が出るか｡今回は少頭数でGI馬も一頭のみ､ﾁｬﾝｽは十分にあるだろう

△3-3 ﾉﾘｵﾊﾞｶﾂﾞﾗ(牝6 たぷたぷ厩舎)
かしわ記念で4着､前走の平安Sでは接戦の末惜しい2着とこれまで同様高いﾚﾍﾞﾙで安定した成績を残している｡今回上位だった馬が引退し､ﾁｬﾝｽが巡って来た｡ｽﾑｰｽﾞにﾚｰｽをし､これまで同様の力を発揮出来ればこれまで以上の結果も期待出来そう

4-4 ﾛｰｽﾞﾊｰﾂ(牝5 ﾌﾟｰﾀﾛｰ厩舎)
これまで地方OPで勝ち鞍が一つあるもののさすがにここでは厳しいか｡近走の内容からもどうだろう

◎5-5 ﾊｯﾋﾟｰｸﾛｰﾊﾞｰ(牡6 ｽﾍﾟｼｬﾙｳｨｰｸ厩舎)
前走のさきたま杯では2着と取りこぼしてしまったが､ﾌｪﾌﾞﾗﾘｰS､かしわ記念とGIを連勝中の同馬｡昨Sから鎬を削って来たﾗｲﾊﾞﾙ達の姿はすでに無く､ここでは負けられない存在だろう｡現役屈指の末脚が明日またｽﾀﾝﾄﾞを沸かすこととなるのか｡GI3勝目へ向け､これから秋に向け､ここは王者として譲れない一戦となる






発行が遅くなっておりますが､宝塚記念号はこの後発行します