★アクア むースポVol.290 ｽﾌﾟﾘﾝﾀｰｽﾞS★

◆◆31S ｽﾌﾟﾘﾝﾀｰｽﾞｽﾃｰｸｽ展望◆◆


秋のGI戦線が開幕､まずは電撃の6ﾊﾛﾝ戦ｽﾌﾟﾘﾝﾀｰｽﾞSが中山競馬場で行われる｡果してどの馬がこの秋をﾘｰﾄﾞしていくのか


…1-1 ﾁﾊﾞｼﾉｸﾞﾗｽ(牡4 ちばし厩舎)
春に自己条件を突破し夏にはOP特別を勝利､続く前走のｵｰﾙｶﾏｰでも2着し力を付けてきた｡勢いはあるが今回は連闘でどうだろう

〇2-2 ﾃﾞﾙﾀﾌｫｰｽ(牡6 むーす厩舎)
作S暮れから頭角を徐々に現し､常に人気に推される同馬､しかし圧倒的な人気とは裏腹にﾚｰｽでは勝ちきれない事が多いのが現状｡ただこれまでｽﾌﾟﾘﾝﾄ重賞を3勝しており､他ﾚｰｽでも大崩れはなく､今回初のGIだが上位争いは必至と見る

…3-3 ﾛｰｽﾞﾘｰﾄﾞ(牡5 ﾌﾟｰﾀﾛｰ厩舎)

△4-4 ﾌｪｱﾘｰﾃｲﾙ(牝4 西風厩舎)
春の好調ｷｰﾌﾟのまま宝塚記念を挟み重賞を3勝と夏に入り力を見せて来た｡前走のｾﾝﾄｳﾙSでは少し伸び切れず5着だったが､まだ見限りは早いだろう､過去GIでは3着､5着と強豪相手にも好走の経験もありここでも見劣りは無く巻き返しは十分にある

…5-5 ﾗｲｽｽﾊﾟｲﾀﾞｰ(牝5 あげ厩舎)
夏の重賞戦線で好走を続け､前走の京成杯AHではついに重賞制覇を果たした｡今回は一気のﾒﾝﾊﾞｰ強化の一戦だが､今の勢いならばここでもと思わせる

…6-6 ﾀｲﾌｧﾝﾌｧｰﾚ(牡4 たいちゃん厩舎)
CBC賞で2着の経験はあるが､その後は厳しいﾚｰｽが続く｡今回はさらにﾒﾝﾊﾞｰ強化の一戦､自分の競馬でどこまで

…7-7 ｱｶｲｽｲｾｲ(牡5 ｱｷﾗ厩舎)
これまで前々走の札幌記念等2000mのG2を3勝と､ここでは上位の成績を誇る同馬だが､2000m以外のﾚｰｽでは前走のﾚｰｽを含めどうも結果がついて来ない｡能力はあるが今回は距離がどうかだろう

◎7-8 ｽｼﾞﾀﾛｳ(牡4 ﾋﾞｰﾄ厩舎)
この夏の最大の上がり馬｡前走のｾﾝﾄｳﾙSを含め重賞3勝､ｻﾏｰｽﾌﾟﾘﾝﾄｼﾘｰｽﾞも2､1､1着とし今期のｼﾘｰｽﾞ優勝と勢いも後押しする｡すっと好位につけられるｽﾀｰﾄとｺﾞｰﾙ前で最後に一伸び出来る脚はこの舞台に最適だろう｡充実の夏を過ごし実りの秋を迎えた､悲願の戴冠も目前と見る

▲8-9 ﾊﾞｱﾁｬﾝｺﾃﾝ(牡6 牙の無い狼厩舎)
春重賞2連勝で挑んだGI挑戦は惜しいﾚｰｽで4着､2着と涙を飲んだ｡前走のｾﾝﾄｳﾙSでは展開が向かず4着だったが末脚の鋭さは健在だった｡春の悔しさをここで晴らし､陣営ゆかりの一族に再び栄冠をもたらしたい

△8-10 ｹｰｾﾞｸﾗｲﾅｰ(牡4 まっちゃん厩舎)
連勝で宝塚記念を制し､勢いのまま挑んだ仏国遠征だったが､世界の壁は厚く6着に敗れた｡しかしﾚｰｽ自体は悲観する内容では無く世界の強豪相手に好走出来たと思わせた｡今回は帰国間もないﾚｰｽでもあり疲れが少し心配か｡ﾊﾟﾄﾞｯｸでの状態ﾁｪｯｸをしてから考えたい