★アクア むースポVol.337 南部杯★

『うまスタ5周年記念発行』

◆◆35S ﾏｲﾙﾁｬﾝﾋﾟｵﾝｼｯﾌﾟ南部杯 展望◆◆


明日は盛岡競馬場で交流GIのMCS南部杯が行われる｡当ﾚｰｽは来月に米国で行われるBCｸﾗｼｯｸへの選考ﾚｰｽでもあり毎S注目度が高くなっている｡現在ｱｸｱﾀﾞｰﾄ界はまだ抜けた馬の出現が無く上位は混戦模様｡このﾚｰｽもﾊｲﾚﾍﾞﾙな激戦が予想される



■出走各馬短評■

▲1-1 ｷﾞﾀﾞｷﾝｸﾞｲﾏﾐｰ(牡4 まっちゃん厩舎)
3歳時からﾛｰｶﾙ重賞を中心に活躍｡春の帝王賞こそ少差の5着に敗れたが､あの頃とは馬が見違えるほど良くなっており､今回はさらに期待出来そう｡現ｱｸｱTOPｸﾗｽの陣営が海外を見据えて送り出す一頭だけに注目度は高い

…2-2 ﾎｰﾘｰﾁｪｰﾝ(牝4 牙の無い狼厩舎)
まだ目立った成績はないが素質の高さを感じさせる一頭｡陣営からはまだ遊びながら走る面があるとのｺﾒﾝﾄがありこのﾒﾝﾊﾞｰ相手ではどうか｡ただ曾祖父ﾐﾗｸﾙﾌﾞﾌﾄ､祖父ｴﾝﾍﾟﾗｰﾀｲﾑ､母ﾁｪｰﾝｼﾞｪｲﾙは三代続けて南部杯の勝馬｡この舞台でこその血でもある

◎3-3 ｽﾃｲﾄﾞﾘｰﾑ(牡5 Cool厩舎)
これまで17戦15勝と出走ﾒﾝﾊﾞｰ中最高の成績｡前走の日本TV盃で連勝は途切れたが､馬が抜け出してからｿﾗを使ってしまったもので決して力負けでは無く悲観する内容では無かった｡これまでの戦歴から見ればここでも勝ち負けは当然｡ここを勝利し真の主役は誰かを証明する

△4-4 ﾅﾊﾞﾅ(牡4 くりくりﾎﾞｳｽﾞ厩舎)
これまで大きく崩れた事は無く､連を外したのもﾌﾞﾘｰﾀﾞｰｽﾞGCでGI級評価の馬に僅かの差での3着のみでありGI馬には先着している｡大きな勝ち鞍は無いものの堅実さを完備｡ここでもｺﾞｰﾙ前の争いに加わって来る可能性は高い｡自慢の末脚がﾊﾏれば一気の戴冠も見えて来そう

…5-5 ｷﾞﾝﾉﾂﾊﾞｻﾃﾞﾄﾍﾞ(牡5 浩志厩舎)
帝王賞では低評価に反発するかの様な力強い走りでﾗｲﾊﾞﾙ達を撃破し､一気に頂点奪取を決めた｡その後一息入れたｴﾙﾑSでは斤量が堪えたか3着､ただ完敗の内容だっただけにそのあたりがどうか｡帝王賞馬の意地を見せ今回も低評価に反発したい

…6-6 ｼﾄﾀﾞｲﾓﾝ(牡4 しとそす厩舎)
春のかしわ記念では力の差を感じさせられたが､その後は馬が良くなってきており常に上位争いを演じてきている｡今回の人気上位馬との力差は無いと思われるが､詰めのあまさがあり､ここ数戦は2着続き｡今回はその鬱憤を晴らせるか

〇7-7 ｼﾞｬｽﾄｱﾅｻﾞｰ(牡5 むーす厩舎)
春のかしわ記念を勝利し一気にﾀﾞｰﾄ界を制圧するかと思われたが､その後は帝王賞で完敗の4着を含み迷走｡前走の日本TV盃で久々の勝利を挙げたものの展開の助けがあったのは確か｡今回が試金石の一戦､馬のやる気が戻っているか｡名の通り『ありきたり』のGI馬で終わるか､その壁を破れるかがこの一戦で問われるだろう






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