４年

早いもので三沢が亡くなってから４年が経ちました。

あの日は確か土曜日だったんですよね。翌日の競馬を予想していたら以前勤めていた会社の人間からメールで『三沢がバックドロップを受けて意識不明で病院に運ばれた』…と。
色んなところから情報を得ていたらスポーツうるぐすの冒頭で『訃報です…』という映像を見て初めて実感したのを覚えています。
翌日朝の情報番組でバックドロップを受ける直前から意識がないまま担架で運ばれるまでの映像をノーカットで見ましたが、あの時徳光さんが『ご批判もあるかもしれませんがこの映像を流すことがプロレスに携わってきた人間にとっての責務だと思っています』という言葉と、徳さんは本当に悲しい時は泣かないんだなぁ…と感じたことは今でも覚えています。

当時三沢の事故に関して友達と話していて必ず出た言葉が『あの三沢がだよ』でした。数百人のレスラーを見てきましたが三沢ほど受け身が上手い選手は未だにいません。こう言ったら誤解を与えかねないですが、他の選手ならこういう事故もあるかもしれないと考えたことはありますが三沢だけはないと思っていただけに仲間内もみなショックを受けて上記の言葉になったのでしょう。

強くて優しくてエロくて周りから信頼され、ラジオで２時間ほぼ下ネタを話し、飛び技投げ技打撃に寝技と何でもできるがエロい三沢と出会えたことは間違いなく私にとっての財産てす。

写真は当時の新聞記事と人が凄かったお別れ会の様子です。