思い出?

ペルーサが青葉賞を圧勝しましたね。

青葉賞はダービートライアルで、距離もコースもダービーと同じですが、勝ち馬からダービー馬は出ていないそうです。
そんな青葉賞馬の中に、かつて本気で本番を意識させられた馬がいました。


彼は田中勝春騎手でデビューします。断然の一番人気ながらマイネルブリッジに及ばず二着に敗れます。
年が明け、三戦目からはダートに出走。不良馬場にマイケルロバーツ騎手、先行策と、今までとは全く違った条件で初勝利をあげます。
四戦目は粘りこみ及ばず三着。そして、青葉賞に出走。

ずっと守ってきた1番人気も、さすがにここでは6番人気。完全に脇役でした。
鞍上は田中勝春騎手に戻り、道中は後方2番手。騎手の信念か、ダート転向前のスタイルで直線に向かいます。
直線では粘るシグナルライトとオースミベストを並ぶ間もなく抜き去り、レコードで重賞初V。
そう、サンデーサイレンスの初年度産駒、サマーサスピションです。

デビュー前からこの馬を注目していた私は、自分の馬が勝ったような気持ちでダービーに夢を描きました。
しかし、翌日に骨折のニュースが…(涙)。私のダービーはここで終わりました。



近年、スクリーンヒーロー、キャプテントゥーレ、ローズキングダム等、イマイチ血統からGI馬がたくさん出ています。
サマーサスピションもイマイチ血統の一頭ですね。現役ではホクトスルタンも同じ一門です。
スルタンには頑張ってタイトルを取って欲しい。
そして、今年の青葉賞馬、ペルーサも、ダービー頑張って走って欲しい!