1060件のひとこと日記があります。
2013/06/13 00:11
3番バッター
3番バッター最強論・・・。
一昔前のプロ野球で流行った言葉なんですが、この位置付けってかなり大きな意味合いを持ってるんだなと、最近になって良く感じる様になりました。
しかし、3番バッター一人が最強では意味が無い・・・矛盾してる様な事を言ってますが、その矛盾を解いて行きます。
3番バッターの信頼感が高い事によって、1番、2番バッターの出塁意識がかなり高まり、監督も要らないサインも減り、選手自身も信頼されてると思い、自分の仕事をしっかりとこなす事が出来、上手く機能して点数を取る確率がかなり上がります。
今12球団で一番理想的なのは阪神だと思います。
1番西岡。バットコントロールに選球眼も良く、尚且セーフティーバントと言った奇襲も出来、出塁率が高い。
2番大和。まずまずのバットコントロールと選球眼。西岡には劣るが、追い込まれてからの粘りが凄い。
3番鳥谷。一流の選球眼とバットコントロール、まずまずの怖さも有り、ピッチャーも警戒し四球も多く、出塁能力が高い。
初回この3人にかなりの投球数を要する試合が多く、続くマートン、新井兄としっかりと相手投手の球の具合が把握出来、かなりの確率で打点を挙げる。
球数が多い=情報量が多い。相手の気持ち、スタミナを奪う。
これだけで、相手に対する攻め方の組み立てや対応策が早い段階で出来、勝利への形が作りやすくなる。
数字(打率)としては、他球団の1〜3番とほとんど変わらないですが、内容の濃さと言うか役割が明確化されてる事、これが今の阪神の好調の要因だと私は思います。
カープも早く気付いて欲しいものです