タクマルの気になる二軍選手

上の写真をご覧下さい。

これは、庄司隼人選手の構えとテイクバックの写真です。

二軍での成績ですが、
昨年度
打率．２７８ 本３ 点２４
２２９打席 四死球２０ 三振２２

構えから、テイクバックに入る時に、１５ｃｍほど顔が下がっているにも関わらず、三振が少ないんですよ。

メリットとしては、的が小さくなりボールを先行させる･･･くらいしか見当たりません。

デメリットとしては、縦の変化に弱い、スイング時に伸びて打つ確率が高くなり力がバットに上手く伝わらない、視点がぶれてボールが変化して見える、投手の出球の癖が読みにくい･･･などが考えられます。

彼の打撃は、レフト前にポトりと落とす流し打ちが持ち味なのですが、これだけ頭が動くとハッキリ言って良い投手になると難しさが更に増すはずなんですが、上記の通り三振が少ないんですよね。

私から見たら、彼は天才的なバットコントロールの持ち主なんだと感じました。

これが、東出の様に頭を動かさずに球筋もしっかりと見れる様なフォームに変われば、とんでもない数字を叩き出す「可能性」を秘めてる様に思います。

守備、走塁共に、器用さを欠く選手だが、ここを直せばカープの安打製造機になる可能性も？

それとも、陽の目を見ずに消えて行くのか･･･

今後、少し気にしながら見守って行きたいと思わせてくれる選手でした。