マリノ卒業

マリノ「校舎のかげ 芝生のうえ すいこまれる空…
どうも今回 世界初の厩務馬からも卒業することになったハジマリノウタです」

ぞのくん「弱小厩舎だけに馬房の数が限られてるからね厩務活動だけしててもマリノには馬房が必要だからねってしかしなんで尾崎が唄えるの」

マ「斉藤由貴を歌う訳にはいかないでしょう
制服の?胸のボタンを?
意外にいけそうですね」

ぞ「だから唄わんでいい このままでは話が前に進まんので勝手に進めるからな

ゴマちゃんがなかなか勝ち上がれない我が厩舎はついに新馬を入れることにしました。
伝家の宝刀ファインモーションを出そうかと思ったのですが良い種牡馬を準備できないので今回パス
ツボミが残していった繁殖牝馬が何頭かいたのでその中でジェイズジュエリーを選択パワーを強化したいと考えたところ ハジマリノウタに白羽の矢が ただ配合がビミョーなのとインブリードが重めなのが気にはなるのだが…」

マ「まさか自分が種牡馬登録されてるとは」

ぞ「登録しとかないと厩舎に残れなかったからね
ところでジェイズジュエリーさんはどうだった?」

マ「そりゃ?もうトロけそう」

ぞ「アカンヤりたくてしゃーない男子高校生みたいになってる
…で産まれた子供はどうよ?」

マ「ジェイズさんそっくりの牝馬で可愛いですね
でもスピードとパワーが全くないと言ったウマジローを刺してやろうかと思いましたよ」

ぞ「強化ポイントが全くフォロー出来なかったもんな正にマリノの存在感無しだな」

マ「…」

ぞ「今夜は呑もう」

マ「呑まなきゃやってられません」