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2011/04/22 05:19
皐月賞は断じてこの馬!
今週から舞台が東京に変わる。
その魔物が住むと言われる府中の2000mで開催される今年の皐月賞。
荒れるのか?それとも桜花賞のように平穏な結果になるのか…。
主役不在の今年はどう考えても荒れると思う。
中山開催の時でさえ大荒れになる事がある波乱の牡馬クラシック第一弾。ローテーションも変わり、開催場所まで変わるとなれば、桜花賞のようにはいかないと見るのが正論。
ではどのように荒れるのか?
開幕馬場を味方に軽いスピード馬の逃げ先行残りパターンがまず一つ目、次は秘められた瞬発力がここで一気に開花するパターンが二つ目。
このどちらか、若しくは両方の要素が当て嵌まった時に波乱を呼ぶ。
1枠1番ステラロッサ!
例年なら用無しの前走スプリングS3着馬。
全くの人気薄だが、侮ってはいけない。
デビューは遅咲きの1月中旬の淀1800m。スローの流れの中、最速上がりでハナ差2着。
続く2戦目は遠征しての東京1800m未勝利戦。中段から早目に動き差し切り優勝。この時の上がり34秒2はメンバー3位。自在性も見せた。
3走目は昇級初戦のアルメリア賞、阪神1800m。勝馬の超良血馬トーセンレーヴに並ぶ最速33秒3の上がりで2着。
そして4走目が中山重賞スプリングS。外枠から後方で脚をためて勝馬オルフェーブルに列ぶ最速上がり34秒3で3着。外から豪快な脚を繰り出し素質の片鱗を重賞の舞台で見せた。
これまで全て違う競馬場にも関わらず安定した走りを見せている。しかも4戦のキャリアながら上がり最速を3回。
そして前走スプリングS後のリスポリ騎手のコメントが「直線はよく伸びてくれたし、手応えも良かった。ボクは乗れないけど、これなら東京の2400mのダービーでも楽しみだよ」なんと既にダービーを意識したコメントをしているのだ。
この馬にはどう考えても東京の舞台が一番向くのは明らか。そして厳しい流れでこその極上の決め手を持っている。
兄弟馬ダイレクトキャッチも東京のデビュー戦を最速上がりで勝ち、共同通信杯を4コーナー最後方からこれも上がり最速で2着。
ディープインパクトを筆頭にSS血統の豪華ラインナップの中、人気馬を尻目に一発を決めるのは人気薄SS系ハーツクライ産駒のステラロッサこの馬しかいない!