【ロード】新繁殖牝馬／2020年購入

そういえば「ロードの追加出資のことばかり考えてて、昨年末の海外セールをチェックしてなかった！」という失念に気付き、早速ケイアイファームの落札状況を調べていました。

一昨年は繁殖牝馬セールで200万ドル落札(Wonder Gadot)していたので、さすがに昨年は控えてるのかなと思ったら…繁殖牝馬に対する投資はとてつもなく貪欲ですね…

とんでもなかった(^_^;)



オーリーズキャンディ(Ollie’s Candy)
　父：Candy Ride
　母：Afternoon Stroll
　アメリカ／6歳牝(2015年産)
　落札価格：165万ドル


「昨年末に引退したばかりのアメリカのダートG1馬を約1.7億で落札してきました。芝でもダートでも走っていますし、G1も2着3着が多く、本当はあと1つ2つG1を勝っていてもおかしくなかったであろう良いサラブレッドであったことが伺えます。あのガンライナー(2017年アメリカ年度代表馬)を排出したアメリカの名種牡馬Candy Rideを父に持つFappiano系。クロスは自身でMr. Prospector5×5を持つのみで、日本の大概の種牡馬とは遠いクロスか5代アウトを狙える相性が良さそうな血統をしています。今年に配合されて生まれた産駒が初仔となりますので、一体何を付けるつもりで購入してきたのか気になります。ケイアイファームの基礎牝馬として可能性を秘めた1頭であることは間違いないでしょう」



スワンリバー(Swan River)
　父：Australia
　母：Theann
　アイルランド／4歳牝(2017年産)
　受胎あり：Twilight Son
　落札価格：13万ギニー


「ポンド換算で1800万円ぐらいでしょうか。父：AustraliaがあのGalileoで、更に自身がNorthern Dancer4×5×5×5×6(Danzig経由あり)を持っているというゴリゴリの欧州血統。ちなみにTwilight SonはNorthern Dancer5×5×5を持っているので…。この手の血統馬は重厚なイメージがどうしてもあるので、日本でどのように素軽さが出るかどうか疑問点はありますが、馬体見て落札している面もあるでしょうから、Mr. Prospector5×5も持っていて、ロードカナロアを付ける前提でSadler's Wellsから辿るAustraliaとの相性に期待しているのかな…という感じがします。サンデーサイレンス持ちの種牡馬とも相性良いので、配合面では血統表で期待値の多い繁殖だと言えます」



ウィンディスペル
　父：ディープインパクト
　母：プラウドスペル
　日本／4歳牝(2017年産)
　落札価格：2100万円


「ノーザンファーム生産のクラブ馬(当時サンデーで7000万円)を落札してきました。現役時は3戦0勝(全て10着以下)と全く走りませんでした。原因ははっきりしていて、自身の脚元が弱いのが全てです。まずは産駒が頑丈に出るよう配慮する必要があります。アメリカ血統にディープという分かりやすい配合で、全兄達が現役で走っていますが、いずれもディープっぽさがないので、母系が強く出る牝系なのかもしれません。相手としては無難にロードカナロアが筆頭に思い浮かびますが、個人的には父側の形を主張してくれそうな、短距離で丈夫に走りそうな種牡馬を選ぶのが良いかな…と思います。私ならクロスは意図的に回避して、ヘニーヒューズやドレフォンかな」



そんなわけで毎年繁殖牝馬を国内外関わらず3〜4頭ぐらい買っているので、ケイアイファームからしたら、これが平常運転なのかもしれません。

既に20頭ぐらい保有されている輸入牝馬ですが、クラブであるロードに降ろしてくるのはキープセイク、サッカーマム、ハリケーンフラッグぐらいなので、もっとクラブに出してほしいな〜

当時150万ドルで落札したラコロネル(米G1馬)のカナロア産駒が1歳なので、クラブに出してくれないかな〜

なんて(^_^;)

なんと言いますか…

未知の可能性というか
ロマンや夢というか

クラブでそういう母の産駒がいると
ワクワクしますよね(o・ω・o)


長文にも関わらず、読んでくれて
ありがとうございます！

次回も気まぐれに投稿予定
お楽しみに( ｀・ω・´)ﾉ