タマの安らぎ?

午後２時。

相変わらず強い風が、時々車を揺らして、その揺れがだんだん安らぎに変わって眠りの中に入ってく…
カレも隣で眠ってる様子
…(+.+)(-.-)(_ _)..zzZZ

コンコン…コンコン…

ん？
車の窓を誰かが叩いた。
目を開けたら、漁師のモンマさん(仮名)がニコニコ笑っている…

カレが窓を開けたら、
「タマ居たぞ、まだタマに会えなくて寝て待ってるのかと思って?」

それで起こしてくれたんだ?！！モンマさんの優しさなんだろうけど、めっちゃびっくりしたよ(笑)

「タマと会えてたならいいんだよ。まだ寝てろ」
っつぅか、もう起きたし！！起こされたし！！(笑)
有り難いやら有りがた迷惑やら(笑)(笑)

いつの間にか、タマも起きてたみたいだし、私達も起こされたついでに３人(２人と一匹)でまた遊んだ♪
風ゎ弱くなって来たけど、夕方になるにつれて肌寒くなって来るよ…
タマゎ、私の顔を覗き込んだと思ったら膝の上に乗って丸まっちゃったよ。

カレゎ自分の作業防寒着を私の肩に掛けてくれた。
そのまま建設したての防潮堤の上に上がって、山に沈む夕陽を撮ってる。

タマゎ私の膝の中で眠ってる様子で、その安らかな表情が堪らなく愛しいにゃん。
「タマ、ずっとずっと一緒だよ。だからここにずっと居るんだよ。これから寒くて大変だけど…」

寝ているタマに言い聞かせてるうちに、フッと涙が溢れて来るよ。

タマゎ強いな…って思う。


(またまたつづくにゃん)