タマ、家族になろうよ?後編?

午後３時頃。
暗くなる前に帰路につかないと…いよいよタマをキャットケージにｲﾚるチャレンジの時！！

ケージの前を開けても、タマ的にゎ「？」である(笑)
大好きなciaoﾁｭｰﾙをチラつかせてもナニをしても、ケージに入らないタマ。
仕方がないので、カレが抱えてケージの上蓋から中にｲﾚたんだけど、体型ギリギリの狭いケージ内を前から後ろ、後ろから前に体位をｲﾚ変えながら、時折ケージの網から腕を伸ばしてパニック寸前に見えるよ…

「ああ?、このままじゃタマが怪我しちゃうよ」
「そうだね…仕方ない。可哀想だから出すか…」

カレゎ諦めて、ケージからタマを出した。
何故かタマゎ、パニクった様子も見せずに車のそばでジッとしてる。

「ゴメンな、タマ」

カレが謝って手を伸ばすと、タマゎいつもの様に頭や鼻を擦りつけながら甘えて来たよ♪
ナニ事も無かったように…
タマをお家猫にしようとしたカレの計画ゎ失敗に終わったけど…

午後５時。
暗くなってタマと別れる時に、また哀しくなってきた。

「もう二度と別れなくていいって思ったんだけどな…」

カレゎそうｲｯて、マイ浜(仮)を後にした。

ハンドルを握って前を見るカレの横顔が、少し寂しそうに見えた…
( ；∀；)


(おしまいデス！！)