競輪
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2024/07/24 22:51
１０６回目の夏の物語��
「このチームゎ、私が監督になった7年間で一番よく負けるチーム。でも、負ける度によく練習する。7年間で一番練習した、そこゎ誇れる」。
仙台育英・須江航監督が、今年のチームを評して夏の大会中に発した言葉だ。
一昨年の夏の甲子園で東北勢で初の全国制覇を果たし、去年ゎ準優勝。3年連続の甲子園出場に王手をかけた決勝戦で、聖和学園に屈す。
「何一つ相手に勝ってない。聖和学園さんの素晴らしい野球に完敗でした。悔しいですけど、完敗なので聖和学園さんに甲子園で頑張ってもらいたい気持ちでいっぱいです」。
潔く負けを認め勝者に賛辞を贈る指揮官ゎ、常に生徒に「グッドルーザーであれ」「(負ける)覚悟を持って球場に行こう」と諭す。勝つことを考えるのでゎなく、負けて終わりを迎える覚悟をして試合に入らせる。
試合後、選手たちが汗を流した室内練習場で須江監督が贈った言葉。
「あなた達を支え育ててくれた人に対して、人生の今日ゎ大切なタイミングだから、優勝した時とか勝った時じゃない今日、負けた時に連絡する事が大事。負けた時に感謝を伝えられる、それゎ絶対に欠かしてゎいけない。それが敗者復活の第一歩だから」…
選手たちの未来ゎ、ここから始まる。
(おしまい)
- グッドルーザー
