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2025/08/17 23:27
仙台育英跡を濁さず
8月17日(日)
ついにこの日が来た。
夏の全国高校野球選手権の3回戦で、仙台育英が沖縄尚学に延長タイブレークの末に敗れた。
先制して逆転されて、また逆転して追いつかれて。「接戦に持ち込めば勝機あり」と須江監督も私たちも思っていたから展開的には良かったんだけど、タイブレークの10回裏のサヨナラ機を逃したのが全てだったね。
今大会。夏を迎えた須江監督の采配が変化したよ。春季大会までは機動力を駆使する野球をしてたのに仕掛けなかったり、継投が命の仙台育英野球だったのに、エース吉川くん一人に任せる試合が多かった。
きっと、3季連続で甲子園に出られなかったから、吉川くんや川尻くん、それに高田くんら3年生に甲子園での時間をたくさん与えたかったんだろうな。
「監督の采配以外は悔いがないです。負け方としては最高でした。出せたこと、出せなかったことも、ありのままの今年の仙台育英。いい財産を残してくれたので、止まった時計の針がこれで動き出した。」と言ってた須江監督。
去年の新チームから、ずっと成長していくチームを見て来た私たちも今日まで楽しませてもらったよ。だから、ちょっと寂しいけどU+22EF
グラウンドを後にする時、須江監督は沖縄尚学の比嘉監督に歩み寄り健闘を称えるかのように握手をした。そして続く選手ひとりひとりに祝福の言葉を掛け、拍手で見送っていた。仙台育英ナインも、泣きながらも須江監督の後ろで見送ってる姿があった。
「頑張ったね」「優勝して」
今年も仙台育英はグッドルーザーだった。
ほんとにお疲れさま。
(*^_^*)
(おしまい)