第六章

変わってジロー号



目標は高く、父親に並ぶG1勝利


SP・PWを上げるべくひたすら坂路調教



デビュー戦を制したが、2戦目で早くも躓く


ウマジロー:『眠たい』




期待かけてたのに…



その後無事に500万下を勝ち、オープン入り


さあトライアルを使って権利ゲットしよか


しかし、相手は初年度と違って試行錯誤的な面はもうなく、高パラをしっかり鍛えてくるため、ハードルが高いことをここから思い知らされる


JDD出走権を懸けて出走した兵庫CS、当時SP◎PW◎で正直勝てると思いましたが、全く見せ場なく4着(5頭立て)




ウマジロー:『そんな気性とSTじゃあいくらいい決め手があっても活きないよね、まあいわゆる宝の持ち腐れってやつさ(キリッ』




チクショー…




ならば距離短縮してマイルじゃ(`・ω・´)



再びJDDの権利を懸け、ユニコーンS出走、SP〇PW▲の3人気(3人中)

あぁ…やっぱりキツイ


JDDは諦めざるをえないけどせめて3着でキャベツを持って帰って来てくれ



後方追走から、突き抜ける勝ちのお尻をただ悲しく眺め続けた…



痛恨の殿負け




つづく