競馬偉人伝 7 スタブロス・ニアルコス

仕事までまだ時間あるんで久し振りに競馬偉人伝いってみます。 今日はスタブロス・ニアルコス(1909〜1996)について紹介します。
まず起業家としてのニアルコスなんですが、ギリシャで1930年代に船舶を6隻購入し海運会社を作り、第二次世界対戦中の保有船舶への保険金・スエズ危機による航行運賃の高騰と、二度の戦争を経て莫大な財産を築き上げたギリシャの海運王です。

晩年ニアルコスは馬主としてもノーザンダンサーの僥幸を受けます。ノーザンダンサー産駒のヌレイエフを所有し、繁殖に上がり誕生したのがミエスク!U+A0スタホ2でも登場する80年代最強マイラーと賛辞された名馬はニアルコス所有の馬なんですね〜。 この一点だけ取り上げてもニアルコスは偉大な馬主だったと言えます。ミエスクは繁殖に上がると初仔でキングマンボを産みます。そのキングマンボがエルコンドルパサーやキングカメハメハを誕生させており、日本競馬においてもミエスクの影響力は大きかった事が分かります。U+A0
ちなみにニアルコス自身も×5で娘3人・息子2人と中々の種馬っぷりだったようです。孫のスタブロス・ニアルコス3世もオルセン姉妹のケイト・メアリーやパリス・ヒルトンと付き合ったりと、やっぱ血は争えんみたいです。