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2018/03/12 18:39

3月11日(日)中京2R3歳未勝利戦&11R金鯱賞

鞍上デムーロのジェネラルシップは、前半1,000m通過が63.1秒のペースを中団やや後方から。
1,000m手前から進出し、3コーナーを過ぎた辺りで先団に付け抜け出しを図ったが、向正面で脚を使った事で最後は脚が無くなり、前半はジェネラルシップの前に位置し、ジェネラルシップの進出を見てマークに転じたトーセンアイトーン(ルメール)に交わされ、前半から先行集団の中でレースを進めたロードゴラッソ(幸)に競り負けての3着。

正直、このレースだけを見てデムーロが巧いとは思わないが、当日のメインで行われたG?金鯱賞でスワーヴリチャードに騎乗したデムーロが、序盤で逃げるサトノノブレス(幸)のペースが遅いと見るや、2コーナー過ぎでこれに取り付き、前半1,000mを63.0秒で通過。
そのままマークする形で進め、最後の直線で逃げ切りを図るサトノノブレスを競り落とし、後方から必死に追うサトノダイヤモンド(ルメール)を寄せ付けずに完勝に導いた様子を見て、3歳未勝利戦が「金鯱賞の試走」という見方(共に上位3頭がデムーロ、幸、ルメール)が、あながち間違ってはいないと感じると共に、1つのレースを見るだけでは分からない部分のデムーロの本当の巧さを改めて認識した。

ジェネラルシップの3歳未勝利戦では、縦長の隊列となった後での進出もあり余計な脚を使い3着に終わったが、スワーヴリチャードの金鯱賞では、隊列が固まり切らない前半で取り付いた事での余裕の完勝。
3歳未勝利と金鯱賞ではレベルが大きく違うと見るかもしれないが、レベルの違いが出たのは後半1,000m(3歳未勝利61.1、金鯱賞58.6)の方であり、金鯱賞の勝ち時計2:01.6は、前日に稍重で行われた4歳以上500万下の勝ち時計2:00.9より0.7秒遅い(前半60.4、後半60.5)。

向正面で脚を使ったジェネラルシップが、ジックリと構えたトーセンアイトーンや前半で先行集団に付けたロードゴラッソに後半勝負で分が悪くなるのは当然だが、それでも、あそこまでの粘りを見せて3着に入ったジェネラルシップは勝ち上がる力は確実にあるし、勝ち上がれば先々の視界は広がる。
次走の鞍上が誰になるか、どの競馬場の芝のレースを使うかは分からないが、個人的には次走は中団より前の位置からの競馬を望みたいし、関東のローカルを使うとすれば尚更だろう。

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