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2012/11/27 18:42

(メモ) なぜ三冠馬が増えたのか?〜坂口正大氏の分析

常石 :いえいえなかなか獲れないタイトルですよね。3冠といえば、牝馬3冠はなかな獲りにくいタイトルだといわれていましたが、最近は獲れるようになってきまし。騎手の技術と馬の健康に関係あるんですか?

坂口 :それもあると思うけど、夏の過ごし方が随分よくなってきていますね。診療所が定期的に厩舎を消毒し、衛生面に気をつける。防虫対策したり、厩舎によって個々工夫し、ミストシャワーなどを付けて馬房を快適にすることで馬がぐっすり眠れるようになってきた。

夏は、皮膚が薄くなって敏感なので、アブやハエが居ると尻尾で払いのけていて、眠れなくなってしまう。それで、北海道などへ放牧に出すことが多かったので、輸送も大変だった。一度休憩を取るが、輸送で疲れた馬体で、ローリングという船に乗るような横揺れになるのが弱い。近くにとっても環境のいい牧場ができ、そこでゆっくり過ごすことができるようになった。

シンザンからミスターシービーまで20年くらいかかっていたけど、アパパネから始まって牡馬・牝馬あわせて3年連読3冠馬が出てきましたね。春に活躍した馬が夏を無事に過ごし秋に活躍できるようになり、強い馬が力を出し切れるようになってきているのは競馬界にとっても大きな財産ですよね。

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