さようなら、オウケンブルースリ

今日の有馬記念は淀のターフビジョンで観戦しました。
帰ってきてからしばし物思いに耽っていました。

オウケン、今日でレースで走る貴方を見ることが
なくなるかと思うとやはり寂しいです。

今日も素晴らしいスタートで、淀のターフビジョンには見事に飛び出した
大きな白い流星をはっきりと目に焼き付けることが出来ました。

今、貴方の菊花賞を見ています。
最終コーナーを、ここでもひときわ目立つ白い流星が、突き抜けて来ます。
「桜拳」の冠名にふさわしい豪快な脚で、追いすがってくるフローテーションを
ゴール手前でもう一度突き放し勝利を決めます。

貴方がデビューからわずか１８４日目に成し遂げた出来事です。
この記録はそう簡単には破られるものではないでしょう。

奇しくもその鞍上は、今年の菊花賞をゴールドシップで制覇した内田博幸騎手。
そしてまた今日もゴールドシップと彼のコンビが制しました。
これもまた何かの縁なのかもしれませんね。


オウケンブルースリの名にふさわしい激闘の競走馬生活だったと思います。
腰も痛かったよね。本当にお疲れ様でした。そして何よりもありがとう。

これからは強いお父さんになってくださいね。
そしていつか貴方にそっくりの子供がその大きな流星とともに
菊花賞の舞台に帰ってくることを願ってやみません。




＊投稿とほぼ一緒です。今日という日を忘れないために。