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2013/05/13 09:04
一夜明けて、フミノイマージンへ想うこと
昨日の夜、今まで自分が撮影した彼女の写真を見ながら
一夜明けて、さらに悲しみが深くなります。
彼女に最後に会ったのは、ヴィルシーナとともに走った
エリザベス女王杯でした。そうあの土砂降りの淀です。
その時の私のパドックでのメモ。
「フミノイマージン。終始足取りもしっかりと落ち着いていました。」
レース後のメモにはこう書いていました。
「レースでは内を選択せざるをえなかったのが不運でした。
Bコースの内側はかなり荒れていたのです。
彼女が実力馬であることは間違いありません。
わずかな運、不運が勝敗を決めるのも競馬です。頑張れ!」
その時の記憶が鮮やかに甦れば甦るほど胸が苦しくなります。
彼女には未来ある居場所がもうすぐ目の前まで来ていたで
あろうことを思うと、競馬の神様の無慈悲に胸が痛みます。
貴女が皆に刻んだ鮮やかな記憶はずっと語り継がれるでしょう。
どうかせめて今は彼女の魂が安らかでありますように。