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2014/03/11 18:47

東日本大震災から3年。

午後2時46分。黙祷を捧げました。

あの日から3年。被害にあわれた方々を思うと胸が痛みます。
遅々として進まぬ「本当の復興」はこの国の仕組みの歪みを露呈しています。

私自身、阪神大震災で複数の知人を亡くした経験があります。
抗うことの出来ない天災であるからこそ、その無情は胸に深く刻まれました。
東日本大震災で再び同じ思いにとらわれたのは言うまでもありません。

ほんのわずかの幸運。
ほんのわずかの不運。
そのわずかな違いが生を分かつ現実。

当時報道では実際に失われた人命は配慮され、目に触れないようにされていました。
もちろん、どれだけの事が起こっているのかは簡単に想像できました。

震災からしばらくして、被災した動物達のことが報道特集でありました。
横たわっている、青い馬服を着たままの芦毛馬の亡骸。
私には今もその姿が鮮明に目に焼きついています。

「こんな悲しい災害が二度と起きませんように」

物言わぬその馬は、私にはそう語りかけているように思えました。


確かに道路や鉄道などのインフラの整備は進んだようですが、
そこで生活する人たちの安心できる暮らしはまだ見えていません。

一日も早く、被災地の方が望む「本当の復興」が訪れることを祈るばかりです。

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