競輪
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2014/07/18 21:45
あれからもう１年。明日は兄の一周忌法要。
一日足りとて忘れることのない２０１３年の夏。
祇園祭りが近づくこの時期、私は京都府立医大にずっといました。
必ず家に帰れると、先生が約束をしたにも関わらず、
その願いは一度も叶うことはありませんでした。
兄への思いは、言葉を連ねたら一晩中でも書き続けることが出来るでしょう。
７月３１日午前２時。あれからもう１年が経とうとしてます
今も常に兄のことを思う日々なのは義姉と同じです。
ほとんど毎日、やり取りをしています。
私が一周忌までにしておきたかったこと。
兄は５０歳を過ぎてからある日突然二輪免許を取得しました。
いつか兄と一緒に、春になったらバイクで奈良の石舞台古墳へ
桜を見に行こうと病室で何度も話していました。
私の秘密のお気に入りスポットがあるのです。
兄のバイクは１年間、置いたままとなっていました。
もちろんエンジンはかからなくなっていました。
先月から兄の家に立ち寄って、整備していたのですが、
ようやくＣＢは息を吹き返してくれました。
そのときボロボロッと涙が溢れました。
きっと彼も主が再び乗ってくれる日を
ずっと待っていたのだと思えたからです。
時が経つのは本当に早いもの。
精いっぱい生きておかなければ。
どんなときも。
２０１４年７月１８日に記す
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