スダチ。今日の淀は穏やかだったね。

今日、お昼過ぎに淀に行ってきました。もちろん開場しているわけではありません。
日曜日とはうって変わって、柔らかで暖かな日差しが降りそそぐ静かな淀でした。

ご存知の方ならシンザンゲートから少し歩くと馬頭観音様の裏が見えるのをご存知でしょう。
そこでスダチに心からの感謝と彼の冥福を願う気持ちを伝えてきたつもりです。

出会ったあの日、どの馬よりも元気いっぱいだったスダチ。
一瞬、心が通い合えたかのようにじっと見つめあえたスダチ。
ターフをあれだけ美しく力強く駆け抜けてくれたスダチ。

運命と呼ぶにはその生はあまりにも儚すぎます。

スダチが今はこの世界にいないという事実。
時間とともにより辛く重く心に覆い被さってきます。
そして何もしてあげられないという無力さは、
その時間をあの瞬間で止めてしまっているかのようです。

だからこそ生きているその瞬間を１秒でも大切に生きなければ
いけないのだとスダチは教えてくれているというのに・・

私にできることは、大好きなシゲルスダチというやんちゃな芦毛の馬を
いつの日か私が彼に会いに行く時まで想い続けることだけです。


＊たくさんいただいたメッセージ。心より感謝いたしております
　全てにお返事できず申し訳ございません。
　この場を借りて厚く御礼申し上げます。