何でなん？ゴッティ。何で？・・・・・

余りに突然すぎる訃報。

その報せを見たのは先日の「生き物にサンキュー」を見るようにすすめた
年老いた母の実家でのことです。スダチの写真と日曜日の後藤騎手の写真を
見せていたまさにそのとき、ふと開いたnetkeibaニュースに信じられない
言葉を見つけてしまいました。

もう頭が真っ白になって、何でなん？という言葉しか書けませんでした。
今もやっぱり、「何でなん」のままです。

スダチくんとあの大事故から甦ってきたゴッティじゃないですか。
途方も無く苦しいリハビリを乗り越えてきたゴッティじゃないですか。
誰よりも命の重さを知っているゴッティじゃないですか。

なのに何でなん？

自ら命を絶つなんて、決してスダチは許してくれないよ。
その生を夢半ばで閉ざされてしまった馬たちも許してくれないよ。
貴方を思い応援してきた人たちも絶対に許してくれないよ。

だから思うんです。何でなん？って。

ある日突然取り残されていくことの辛さを分らなかったの？
そんなことないよね、ゴッティ。

貴方の周りにはいつも貴方を思う優しい笑顔の輪があったはず。
私達が思い及ばないほどの痛みや、深い心の傷を背負っていたのかもしれません。

私も治ることの無い病を抱えています。
だから死について何度も考えたことがあります。

だから、やっぱり精一杯生きないとダメなんだよ。
頑張って、頑張って、頑張って生き抜いて、気がついたらその時が来る。
そういう生き方をゴッティにはして欲しかった。
笑顔でスダチが迎えに来てくれるようなそんな生き様を。

今となっては時を戻すことは出来ません。

貴方は本当に誰にでも誇れるシゲルスダチの主戦騎手でした。
今はもうスダチに思いっきり怒られながら再会を果たしているかもしれません。

ゴッティ、大好きなゴッティ。
泣きはらす日になってしまいました。
本当に残念で残念でなりません。

貴方は生涯、一瞬たりとも忘れ得ない騎手です。
後藤浩輝騎手のご冥福を心よりお祈り申し上げます。



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