わたしの本当にあった怖い話

もうすぐお盆ですね、小さい頃阪神競馬場裏に住んでいました、横には松林が並んでいて、母が猫が居なくなったといって探しにいきました、夜　家の周りを探していると、向こうから白いものが　す〜っと近寄ってきました、あ！っと思った瞬間、髪の毛が総立ちになったんです、だって　私の横を靄みたいなものが通った時は　私の背丈より高かったからで、ぎゃーーーーーと叫びながら、家の玄関に飛び込もうとしたら、頭を打ち、気絶ｗ駆けつけた親はビックリ！

それから、私は「アレ」が見えるようになったんです。

その後　別の場所に家を建てた「アレ」が見えても黙ってました。

母はブリーダーをやってて猫、犬、数十匹飼ってました、近所でもお友達も多く、明るく楽しい母は人気者でした。

母は突然　脳梗塞で急死しました、３６歳と言う若さであっけない死でした。
お通夜の日　私が母の側で寝ていました　泣き寝入りしてた。

ふっと天井を見たら、母が私の名前を呼んで、「心配しないでいいよ、元気でね」と手を振りました。
それは私の弟が昨日ねおかあさんが・・・と話したので　やっぱりかと思った。

その後　近所の数々の人があなたのママがお家に入って行く姿を見たとか、母が亡くなったのを知らなかった人までが、昨日お母さんが来てねとか・・・もう　それはそれは数多くの人が母を見ていたのです。

父はお坊さんに有名な方が居て、その人が心霊を見る方を連れて四国からやってきました、その人は家が見える側で倒れこんでしまいました。
お坊さんは、この家を成仏させるためには１００人のお坊さんで「おおごま」を炊かないと無理といいました。

そして思い出の詰まった家を引越し。

ひとつ気になった事が　母の飼ってた猫や犬は知り合いの方が連れていってくれました、大事にしてた子を私が育てる事にしたんですが、一匹猫がシャムが居なくなった。

いつも探しに行ってたのに見つからず、1年後探しに行って
名前を呼び続けました、そしたら出てきたのです！

ガリガリに痩せて・・・泣きながらだきしめて連れて帰りました。おばあちゃんや父はおお泣き　そして1週間後　母の命日に死にました。おばあちゃんが　これで安心したねお母さんと。まさか・・・母が待ってたんだ・・・

その後、その家を買った人は偶然にも私の同級生の親でした。
そして、そのお父さんもなくなったり、震災の後、兄が解体の手伝いをしてたんですが、それも偶然その家を解体する事になった。　神戸には数多くの解体するとこがあったのにあまりにも偶然すぎて驚いた。

そしたら、家屋を解体して掘り起こしてたら　お墓（平家時代の落人）の墓がいっぱい出てきたらしく・・・

母が犠牲になったのかな・・・と考えました。
最近「アレ」を見る事がなくなった。
「私に関わっても成仏できないよ！お断り！」と言うからかな＾＾
父も再婚して今は理解してくれる母もいるけど、ちなみに見えるのは父もです。