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2014/11/17 13:44

一人の女性に引き取られた スカイブルー

先日関東方面を旅行し、埼玉県日高市にある乗馬クラブ、つばさ乗馬苑に繋養されているスカイブルーに会いに行ってきました。
スカイブルーは、友人であるREOさんによって2010年1月9日のレースを最後に引き取られました。
このお話は以前ネット競馬のコラムニストの佐々木祥恵さんによっても書かれたので、詳しい内容は省きます。

たった一人でお馬を引き取るということ・・
漠然としていて、いったいどういうプロセスを経てこういうことになるのか、いくら引き取りたいと思っていても現実にはチャンスもなく、出会いも、人脈もなく、途方に暮れることが多いです。
REOさんもそうでした。彼女はTVでスカイブルーというお馬の存在を知り、スカイブルーの父も母も大好きだったお馬、その間に生まれた子なら、なおさらのこと。
中央から地方競馬に移ったスカイブルーの調教師さんに、一ファンとして手紙を書かれました。一枚の手紙から彼女と、調教師との信頼関係が生まれ、その後自然の成り行きで引き取る事になったそうです。
何もなかったところから、自らの行動力で掴み、一つの夢が実現したサクセスストーリーです。
しかし全てが上手く行く訳ではなく、以前にも何度か同じようにアプローチされても受け入れて貰えなかったと聞きました。
人との繋がりは、やはり不思議な縁で結ばれているのですね。

以前、私にも突然目の前に一頭の救いを求めているお馬が現れ、救う為にはどのようにしたらよいのかわからず、REOさんのアドバイスを求めました。彼女はすぐ一緒に救う為に力になり行動を起こしてくれました。
そのお馬は賛同して下さった会員たちと、救う事には成功しましたが、今では預託している生産牧場で買い取られ、繁殖牝馬として経済活動をすることになり、我々の手からは離れてしまいました。グループで預託するという甘さが出た結果だったとも思います。

たった一人で引き取るという事は経済的、精神的にも全てにおいて一人で決断しないといけないことですが、スカイブルーは預託先のつばさ乗馬苑のオーナーである麻紀さんとも信頼関係が築かれていて、とても良い関係であり、REOさんの自宅からも近いことが最高の預託先です。

写真 上
放牧中のスカイブルー11歳(右)と先輩の春風(左)現役時代の競走馬名は ヒガシノサンサン20歳
ブルーはここに来た時からずっと慕って頼りにしているんです。
二頭は双子のようにそっくり。

写真 下
REOさんに甘えるブルー

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