競輪
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2015/04/12 03:04
桜前線は東上中
今年の牝馬クラシック開幕戦である桜花賞。目下、ディープインパクト産駒が４連覇中だが、今年は脇役に甘んじるメンバー構成。さらに内枠が大苦戦するジンクスは今年も続くのか。前哨戦は関東勢が圧倒、上位独占なるか。
【桜花賞】
◎ 8ルージュバック
○15ココロノアイ
▲13クイーンズリング
△ 1コンテッサトゥーレ
△11キャットコイン
☆ 9アンドリエッテ
・ルージュバックの競走能力が頭１つ抜けている。きさらぎ賞は久々に加え、輸送もあった中で牡馬相手に完勝。先を見据え、間隔を空けたが調整は順調。初距離と初舞台が強いて挙げるなら若干の不安材料も、圧倒的なスケールでクリアする。
チューリップ賞快勝のココロノアイは、阪神ＪＦ３着もあり、この条件は好相性。直線は坂を利して抜け出す強い内容に成長を見せた。栗東滞在の調整で態勢も万全。鞍上の横山典Ｊは八大競走完全制覇が懸かる１戦。陣営の気合は相当なはず。
フィリーズレビュー組は相性が悪いが、クイーンズリングには好材料が並ぶ。距離延長はもちろん、馬体回復に努めた調整、鞍上のデムーロＪも２度目で更に心強い。阪神を経験できたのも、豪快に差し切った内容も今回に活きてくる。
前走の敗因がハッキリしているコンテッサトゥーレを見直したい。チューリップ賞は荒れた馬場に苦労、持ち味を削がれる中でも大きく崩れなかった。鬼門の最内枠も、ルメールＪは頼もしい。血統背景からも巻き返しは十分で、軽視は禁物。
無敗で迎えるキャットコインも侮れない。クイーンＣは僅差の勝利ながら、終始思い通りのレースを展開、内容的には着差以上。３連勝の内容から見て、先行しても差しに徹しても強みがある。柴田善Ｊ悲願のクラシック制覇に手が届くか。
纏めて差し切るならアンドリエッテ。チューリップ賞は大外一気の豪脚を披露。それでも道悪は決して向いてなく、良馬場なら更に切れ味が増す可能性も。細化した馬体もしっかり戻った。坂を苦にしない豪脚が炸裂すれば、形勢は一気に変わる。
レッツゴードンキをどうするか。未だに悩む１頭。阪神ＪＦ２着も、勝ちに等しい内容。チューリップ賞も先手を奪う意外な展開ながら３着。抜群の安定感は信頼できるものだけに…。ただ、アタマはない気がする。
- ディープインパクト産駒
- ルージュバック
- ココロノアイ
- クイーンズリング
- コンテッサトゥーレ
- キャットコイン
- アンドリエッテ
- レッツゴードンキ
