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2015/05/16 03:51
拮抗する短距離戦線
安田記念を見据えて、土曜日には京王杯SCが開催。スプリント戦線・マイル戦線で活躍するメンバーによるガチンコ対決。新星が突き抜けるか、強豪が立ちはだかるか。
【京王杯SC】
◎13ダイワマッジョーレ
○11サクラゴスペル
▲15ヴァンセンヌ
△ 2ダンスディレクター
△ 4エールブリーズ
△ 9サトノルパン
・トップフォームを取り戻したダイワマッジョーレが本命。高松宮記念は馬場悪化で展開が向かない中で6着。見せ場は作った。この距離は実績も断然で、安田記念へ向けて格好をつける。
サクラゴスペルが対抗。こちらも高松宮記念の主たる敗因は馬場。スプリンターの印象が強いが、目下のレース内容が良く、年齢を重ねた衰えは見せていない。よほどタフな展開にならなければ。
4連勝で迎えるヴァンセンヌも軽くは扱えない。1F短縮の影響は気になるも、血統背景から不安はない。接戦を制する勝負強さも魅力だが、連勝馬は止まるまで買うのが鉄則。久々でも好勝負を期待。
目下充実期のダンスディレクターも注目の1頭。前走の勝ちっぷりも重賞級を思わせる完勝の内容。今回は一気の相手強化となるが、互角に争う実力は有している。重賞初挑戦ながら魅力十分。
東京1400のスペシャリストであるエールブリーズも怖い。東京巧者であり、この距離は滅法強い。前走は大きく負けたが、条件は最高な上に好枠を得た。巻き返しへ好材料は揃っている。
折り合いがつけばサトノルパンの破壊力も怖い。前走は掛かり通しながら地力で2着を確保。まだまだ気性に不安はあり、成績にも表れているが、ハマれば相当な切れ味を見せ、纏めて面倒を見る可能性も。
キズナの宝塚記念・凱旋門賞回避は残念だが、春の天皇賞は距離も原因とは思うが、なんとなくキズナ自身が本気で走るのを躊躇っているように映っただけに、精神的な問題な気も。秋の天皇賞は舞台としては間違いなく向いているだけに、完全復活へゆっくり静養して、秋競馬の主役を奪ってほしい。