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2015/05/31 00:50
一国の宰相になるより難しい
と揶揄される、日本ダービー。競馬の祭典は全てのホースマンの夢であり目標。規格外の皐月賞馬が下馬評通りの力で2冠制覇か、名伯楽のラストチャレンジに華を添えるか。最も運の強い馬が勝つ…その運を備える勝者は…。
【日本ダービー】
◎14ドゥラメンテ
○13リアルスティール
▲ 1サトノラーゼン
△ 2タンタアレグリア
△ 6ポルトドートウィユ
△ 7レーヴミストラル
△11サトノクラウン
・気の悪さを考慮しても、ドゥラメンテの能力が上回る。皐月賞は正に絶望的な状態から強烈なパフォーマンス。デムーロJも2度目となり、今度はしっかり御せるはず。東京も全く問題なく、まともに走ればダービー馬へ最も近い位置にいる。
・皐月賞は早めに抜け出し、勝ちパターンだったリアルスティール。本来は差し脚を信条とするが、この馬の類い稀な能力は見せた。東京は初重賞制覇の地で申し分なし。2年前に悔しい思いを味わった福永Jは如何なる作戦を考えているか注目。
・好相性の京都新聞杯勝ち馬サトノラーゼン。切れ味より持続力を持ち味に一気に台頭。早め先頭から押しきる内容は地力強化の証明。更に過去7年で4度勝ち馬輩出の1番枠。内枠に滅法強い岩田Jに導かれ、既存勢力に風穴を空ける可能性も十分。
・左回り実績断然のタンタアレグリア。青葉賞は勝ち馬の決め手に屈したが、差は無いに等しく、改めて左回り巧者ぶりを見せた。距離に関しては一日の長。後は相手強化にどこまで食らい付くか。3年で2度2着惜敗の蛯名Jだけに怖い存在。
・ポルトドートウィユの京都新聞杯は突き抜けるような手応えも2着と首をかしげるもの。身が入るのは秋以降だろうが7戦6連対の堅実さは魅力。加えて執念で凌いだ前走の走りは転機になる予感も。ダービー最多勝・武豊Jと共にどこまで。
・レーヴミストラルは直線一気の強い内容で青葉賞を制覇。連勝で迎える勢いも大きな魅力。直線では必ず切れ味鋭い脚を繰り出すだけに、東京は歓迎。川田Jとのコンビ継続も追い風。今年が最後のダービーとなる名伯楽の結果は如何に。
・皐月賞では人気を裏切る形になったサトノクラウン。直接の敗因は直線手前の大きな不利に儘ならない。ただ、それ以前に状態面にも些か不安も。今回は休養明け3走目で状態も万全。不利なく勝負すれば好戦必至。ルメールJの手綱捌きも魅力。