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2015/10/25 12:58
『まつり』は響き渡るのか
三冠最後の一戦、最も強い馬が勝つと云われる菊花賞。春からの既存勢力を夏を越して力をつけた新興勢力が一気に飲み込むか。そして…北島三郎オーナー魂の歌声が淀の舞台に流れるのか。
【菊花賞】
◎ 7スティーグリッツ
○ 9アルバートドック
▲17リアファル
△ 2サトノラーゼン
△ 6レッドソロモン
△11リアルスティール
△12ワンダーアツレッタ
・長距離戦で実力を磨いてきたスティーグリッツに好機到来。過去に菊の大輪を咲かせた夏の上がり馬が通ってきたステップを着実にクリアしてきた。持久力の活きる展開ならアドバンテージ。
アルバートドックに改めて期待したい。前走は逃げ馬が楽に逃げ切る展開を最後方からでは厳しかった。京都はかなり相性が良く、巻き返す可能性も十分。実力に反して人気も急落で、無欲の一発。
芝路線に転換して連勝中のリアファル。前走は楽に逃げれたとはいえ、正に完勝。特に逃げに拘りはないだけに番手も問題なく、折り合いに不安がないのも強み。外枠発走と他馬の警戒をどう往なすか。
セントライト記念が案外の内容も、絶好枠を得たサトノラーゼン。相性の良い京都に戻るのはプラス。ダービー2着の実績から実力的にも巻き返しは必至。道中は省エネで、内が開くのを待つのみ。
若葉S勝利以降は低迷が続くレッドソロモンも持久力勝負なら激走があるか。好位追走を見込める展開も追い風。有力馬が実力通りに走れば厳しいが、この距離なら付け入る隙もある。
実績最上位のリアルスティールは折り合いが鍵になる。本質は中距離なだけに、まずは道中ロスなく、リズム良く走ることが至上命題。走り方も長距離に向かないだけに、断然の地力でどこまでカバーするか。
ワンダーアツレッタの前走は楽勝といっていい内容。一気の距離延長に一抹の不安はあるが、走りに力強さと鋭さが増したのは間違いない。2冠ジョッキー・デムーロJが新たなパートナーで3冠に挑む。