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2016/03/27 06:00
大混戦の短距離決戦
2016年春のG1戦線開幕を告げる電撃決戦・高松宮記念。連覇を狙った香港の雄の無念の回避により、拍車のかかる混線模様を断つのはどの馬か。
【高松宮記念】
◎ 8アルビアーノ
○13エイシンブルズアイ
▲ 6ミッキーアイル
△ 4ビッグアーサー
△ 7サトノルパン
△12ウリウリ
・前走は予期せぬ後方からの競馬となったアルビアーノ。それでも強烈な差し脚で僅差にまで迫った。控える競馬に一定の目処をつけ、磨かれたスピードも最上位。快速少女の更なる進化で頂点は目前と見る。
エイシンブルズアイは、マイル以下に的を絞り、結果を残してきた。オーシャンSは力強い走りで快勝。有力勢に休養明けが多かったとはいえ、評価されるべき快走だった。先行激化で、前走の再現も十分。
ミッキーアイルは自分の型になれば強いだけに、主導権争いが焦点。昨年もあと僅かという内容。今年も前哨戦快勝で勢いは申し分ない。昨年控える競馬で一定の結果を得たが、ここは逃げの一手。ハイペースでもこの距離なら。
連勝時の勢いは削がれたが、チグハグな競馬でもったいない内容が続くビッグアーサーもスムーズなら破壊力は抜群。展開も切れ者に有利が予想されるだけに、好枠から溜めに溜めた末脚に託されるなら好戦必至。
サトノルパンの前走は数字ほどの敗退ではなかった。自ら動いても、流れに乗っても、しっかりと脚を使えるようになっている。早くから期待されていた素質が、このクラスでも渡り合えるようになっただけに、混線なら一発も。
差し脚勝負になるのなら、ウリウリも侮れない。こちらもあと一歩の内容が続くも、昨年は直線の脚が強烈。強豪と渡り合ってきただけに、地力は昨年の走りが示している。キッカケ1つで上位争いも。