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2016/10/02 03:41
王の牙城を崩せるか?
いよいよ秋のG1シリーズが、電撃決戦のスプリンターズSで幕開け。実績十分の古馬に、夏を経て実力を蓄えた3歳勢が挑む。春の王者、春秋統一なるか。
【スプリンターズS】
◎11ダンスディレクター
○ 1ビッグアーサー
▲15ミッキーアイル
△ 2ブランボヌール
△ 5シュウジ
△ 6ベルカント
・8ヶ月ぶりの前走を叩いて、ダンスディレクターの逆襲に期待。重賞でも上位争いを続け、地力は疑いようがない。セントウルSは前が止まらない馬場の中で鋭伸。7着も悲観するほどではない。先行激化の様相で、流れも向いてきた。
ビッグアーサーは高松宮記念を制し、風格が出てきた。セントウルSはスタート好発で、そのまま他の追随を許さず逃げ切り。格とスピードの違いを見せつけた。先差自在となれば、懸念の最内枠にも対応可能か。実力は頭1つ抜けている。
高松宮記念以来となるミッキーアイル。鉄砲実績から、敢えて直行を選択した陣営の自信にも納得。相変わらず超抜調教で態勢は整っている。1200では抜群の実績を誇る。8枠は一抹の不安も、スタート得意なだけに杞憂に終わるか。
軽ハンデが味方したとはいえ、ブランボヌールのキーンランドCは可能性を感じさせる完勝劇。NHKマイルCも0.3秒差と僅差で、古馬とも対等に渡り合えている世代レベルを考えても好戦可能。
シュウジは、そのキーンランドCで2着。これは斤量差も影響があった。2歳時から1200では世代屈指のスピードを披露。そのスピードが影を潜めスランプに陥ったが、ようやく復調の兆し。この条件なら十分戦える。
ベルカントはアイビスサマーダッシュ連覇で改めてスピードの在り所を見せつけた。前走は足元を掬われたが、2着に纏めており国内では安定感抜群。G1ではワンパンチ足りない印象で、中山克服が好戦へのテーマとなる。