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2017/04/01 18:30
初代王者は?
G1へと昇格を果たした大阪杯。毎年、天皇賞や宝塚記念への重要なステップレースだけに、格式に不満はなく、中距離戦線の更なる充実へ存在感あるレースになることに期待したい。そして、記念すべき初代王者を目指し、昨年の年度代表馬が始動する。
【大阪杯】
◎ 5キタサンブラック
○14マカヒキ
▲13ヤマカツエース
△ 7サトノクラウン
△12アンビシャス
・キタサンブラックが貫禄を示す。負けはしたが、有馬記念も強い競馬。自ら動いて濃い内容を残し続けている成長力も後押し。今の状況だと距離不足の懸念はあるが、昨年2着の実績もあり大崩れは考えにくい。
ダービー馬マカヒキは試練の一戦。凱旋門賞以来の京都記念は、直線まとめて面倒を見るかと思われた矢先にブレーキ。久々を考慮すれば悲観するまでには至らないが、一叩きに1F短縮と条件は好転。ここは威信を懸けた勝負駆けとなる。
目下の充実度でヤマカツエース。阪神では好走歴がないが、今の状態でなら走ってきてもおかしくない。有馬記念では見せ場以上の健闘、変則連覇となった金鯱賞では力でねじ伏せる快勝で勢いは増すばかり。距離も最も自信を持って挑めるだけに風穴を空ける可能性は低くない。
サトノクラウンはドバイで悲願のタイトル奪取。今年緒戦の京都記念では荒れた馬場を苦にせず力強く抜け出し連覇。ここに来て、能力の有り所に馬体が追い付いてきた。センス抜群なだけにコース変わりは問題はない。大阪杯は、なぜか勝てない関東馬だけに、この馬に懸かる期待は大きい。
昨年の勝ち馬アンビシャスは、前走の敗戦をどう捉えるか。試行錯誤の乗り方が続き、未だに自分の型を模索しているが、ハマった時の強さは疑いようがない。外枠だけに後ろから腹を括るか、昨年のような先行策で相手を絞るか、最も力を出せる舞台で真価を問う。