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2014/11/02 01:28
関東馬最強を賭けて
今回で150回となる天皇賞。府中の2000mに潜む魔物は、今年のレースをどう掻き乱すのか?東高西低の態勢通りとなるのか。
【天皇賞・秋】
◎ 9フェノーメノ
○15イスラボニータ
▲ 5エピファネイア
△ 3デニムアンドルビー
△ 8ディサイファ
☆ 4スピルバーグ
・フェノーメノの天皇賞完全制覇を期待したい。5ヵ月ぶりも春先とは調整過程が雲泥の差。鉄砲は苦にならず、心身ともに完成の域に達した現在こそ、2年前の雪辱を晴らす。蛯名Jが乗ることも援軍となる。
強敵はイスラボニータ。無類の府中巧者で、3歳最高峰の戦いを繰り広げながら、未だに連対率100%を誇る安定感も強調材料。前走も楽勝と言える内容。久々の3歳馬制覇へ克服すべきは15番枠か。ルメールJの捌きは要注目。
潜在能力ならエピファネイアも侮れない。春は一息だったが、去年も秋から一気に状態を上げてきただけに、久々もいい方向に出るはず。春には見えなかった唸るような迫力が戻れば好勝負。府中もダービー2着の走りから向いている。
流れが向けば、デニムアンドルビーの出番もあるか。こちらも春は今一つの内容も、宝塚記念では自力は示した。去年のJCの強烈な鬼脚を始め、府中での走りは内容も良くなるだけに怖い存在。
出来の良さならディサイファ。重賞でも上位争いの常連となるなど、地力強化は著しい。条件はこの馬のベストとも言え、更に叩き良化型だけに上積みも考えれば注意は必要。
今年は比較的順調に使えているスピルバーグは、やはり府中なら魅力的。毎日王冠での鋭い末脚は、去年のジャスタウェイに似た雰囲気も。1ハロン延長の対応次第だが、いい枠に入っただけに注目の1頭。
ジェンティルドンナをどうするか。去年のような凄みは感じない。今年はドバイ制覇は見事だったが、京都記念・宝塚記念と見せ場は皆無。更に1戦ごとに鞍上が替わる状況も良くないと考える。左回りでお得意様の府中だが、ピークは過ぎたと見る。
菊花賞は13着までがレコードという異常な高速決着。さすがに故障が気になる。そのうち、3分を切る時が来るんやろうか。