キズナ見参！

今年、何回相見える事になるのか。京都記念最大の注目はキズナとハープスターの初対決。一騎打ちか、伏兵の激走か。共同通信杯には関東勢のエースに成りうる逸材の登場。関西勢の巻き返しはあるか。

【京都記念】

◎ 4キズナ
○ 8ハープスター
▲ 6ラブリーデイ
△ 7トウシンモンステラ

・常識的に厳しい条件は並ぶが、キズナの潜在能力が上回る。引退までちらつく怪我から復帰。その馬体は鋼のような重厚感。初戦から動ける態勢で、得意の京都で57kgなら格好はつける。あとは実戦の勘だけ。

相手筆頭はハープスター。初の京都となるが、切れ味身上なだけにマイナスにはならない。ジャパンカップで受けた不利の影響で間隔は空いたが、態勢は万全。先に控えるドバイへ向けて一騎打ちを制するか。

金杯を制したラブリーデイの勢いも侮れない。相手なりに好戦するタイプで、距離も問題ない。久々となる２強と違い、順調にレースに使われてきた強みはある。前受けの展開でどこまで凌げるか注目。

トウシンモンステラも見限れない。前走は大外枠には厳しい馬場と展開なだけに評価を下げるには至らない。何より重賞の舞台を経験したのは大きい。好成績を残す京都なら引き続き注視したい。


【共同通信杯】

◎ 8ドゥラメンテ
○11ダノンメジャー
▲ 3アヴニールマルシェ
△ 2ティルナノーグ
△ 6ソールインパクト

・ドゥラメンテが本命。中１週だが、前走は大楽勝。力の違いを見せつけた余裕の内容。同舞台で再び衝撃の走りを見せる可能性は十分。

前走が不甲斐なかったダノンメジャーの巻き返しに期待。中山との相性もあまり良くなさそうな感じも見せた。横山典Ｊとのコンビで心機一転、広い東京で改めて。

この舞台で結果を残すアヴニールマルシェも首位争い。前走からここを目標に、間隔を空けてじっくり調整。すでに重賞戦線を上位で争うだけに、格では一枚上。

前２走で評価が急落のティルナノーグだが、前走は内容は良化、上がりは最速を記録している。今回は気楽な立場なだけに、無欲の一発ならこの馬か。

ソールインパクトは重賞でも好戦が続く安定感は見逃せない。勝ちきるには一息足りない印象は拭えないが、今まで戦ってきた相手を考えれば大崩れも考えにくい。


アンビシャスも気になる(-.-;)