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2016/04/10 15:35

ニューカマーとリピーター〜3

 次にM・デムーロ。4年以上前の『優駿』で桜花賞を勝ちたいレースに挙げ、去年も今年も同じことを言ってます。偶々見た昨日のKBS京都の競馬中継での阪神牝馬Sの勝利騎手インタビューでも言ってました。まあ今年はチャンスでしょうね。武豊、幸四郎は菊花賞とオークスで兄弟制覇していますが、幸四郎はメイショウマンボで桜花賞を勝てなかったのが痛かった。ミルコが勝てば、桜花賞史上初の兄弟制覇ですね。昔で言えば、森安弘明、重勝兄弟は兄が桜花賞と菊花賞、弟が皐月賞、ダービー、オークスと兄弟で振り分けた勝ち方をしていて、兄弟制覇したクラシックレースは有りません。余談ですが、'62年のケンホウの野平好男、'64年のカネケヤキの野平祐二は私が競馬を始めた頃から、他人ではないと思ってました。多分祐ちゃんのお父様省三さんの兄弟で伯父(叔父)-甥の関係かと推測しましたが、Wikiでは祐ちゃんファミリーには名前が無く、野平好男の単独項目も有りません。全くの他人なんですかねぇ。
 ミルコが桜花賞勝つと、一つ懸念するのは、父のヴィクトワールピサですね。初年度から牝馬のクラシックホースだけを出す種牡馬は、ディープインパクトの例を出すまでたもなく、牝馬優勢種牡馬になってしまいます。勿論、秋の菊花賞が残ってますが、皐月賞とダービーは駄目でしょう。トニービン、ブライアンズタイム、サンデーサイレンスと皆初年度から牡牝両方のクラシックホースを出してますが、此が種牡馬としてのベストですからね。これはヨーロッパでも同じで、'75年の英ダービー、愛二千ギニーとダービー、キングジョージの勝ち馬グランディは初年度からオークス馬のBiremeを出し、『優駿』で石川渉氏(当時表記)が「早くも大種牡馬への道を歩み始めた」と書かれた数年後、日本にやって来ました。

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