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2018/05/29 10:59

「千秋楽 終えて今年は何も無し」POG期間終了して詠める(中)

今年度のPOGは中央での勝ち上がりは無く、地方で2頭のみ。にも拘らず、得点1位は中央の未勝利馬ということです。指名馬は全て牝馬で、ペーパーオーナーブリーダーとしては将来を見越して、繁殖牝馬になってその産駒を又POGで指名したいということですが、今年度はなんと4頭もPOG期間中に中央登録抹消され(内1頭は未出走)、現時点で地方登録も繁殖登録もされて居ません。秋になって「血統書サービス」で今年の種付け記録が掲載されることを期待致します。

本サイトで柏木集保氏が「歴史の教訓」に関して書かれて居ますが、氏はレース予想で「消去法は取らない」そうです。対して私は100%「歴史の教訓に依る消去法」ですね。馬券は買わないので勝ち馬予想とは違い、「勝って然るべき馬はどの馬か」という視点です。「大数の法則」で一定の条件を満たしている馬が勝つということですね。故に去年のレイデオロは全くの例外でした。「使いたいレースを使えなかった」とのことで、陣営が意図した訳ではないとはいえ、3歳最初のレースが皐月賞だったダービー馬は、'69年のダイシンボルガードの年からダービーを見ている「オジン競馬ファン」には有り得ないことでした。これがイギリスなら、3歳最初のレースが二千ギニーという馬は珍しくないでしょう。丁度海外競馬に関心を持ち始めた'71年のMill Reefがそうですし、今年のSaxon Warriorもそうです。対してケンタッキーダービーが3歳最初のレースというケンタッキーダービー馬はポイント制が導入されていない時代でも存在しないでしょう。日本はクラシックレースの体系はイギリス的でも、クラシックレース前のローテーションはアメリカに近いと思います。去年のダービーはスワーヴリチャードが勝つと思いましたが、未だ本格化はしていなかったということでしょう。

今年の春の牡馬クラシックはエポカドーロとワグネリアンが「私の消去法」には余り掛からなかった2頭でした。POGの指名人気ランキングではワグネリアンは4桁人数の指名者がいてTOP100に入っており、エポカドーロは75人の指名者がいました。2011年からデビュー後の指名が不可になって以降、牝馬はオークス馬メイショウマンボが8人、桜花賞馬レッツゴードンキが1人という指名人数の馬が勝っていますが(飽くまで本サイトのPOGの話)、牡馬はロゴタイプ、ワンアンドオンリー(何れも60人台)、今年のエポカドーロ以外は全て100人以上の指名者がいる馬しか勝っていません。ルール変更して今年で8年目。取り敢えず、指名者が50人台から下の数字の牡馬は春のクラシックレースは勝てないということです。マニアックなPOG参加者の究極の夢は「指名者が自分1人の馬でダービーを勝つこと」なんですが、フルゲート28頭の時代でないと不可能に近いでしょう。重賞未勝利だろうが、皐月賞2桁着順だろうが何でも有りでしたからね。それでも出走頭数に関わらず、今年も生きているジンクスは「関東所属のスプリングSの勝ち馬はダービー勝てない」ですね。弥生賞が始まるシンザン三冠の年の前年のメイズイが現時点で最後のスプリングSとダービーを勝った関東馬になります。

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