競輪
268件のひとこと日記があります。
2019/05/28 11:52
POG2018ー2019終了(今年もバタバタ)��
今年のクラシック世代で注目したのがﾆｼﾉﾃﾞｲｼﾞｰです。勝ち馬からダービー馬が出ている札幌2歳ステークスと東京スポーツ杯2歳ステークスの勝ち馬で、直系祖母が桜花賞馬ﾆｼﾉﾌﾗﾜｰ、牝系は三冠馬Secretariatの全姉の子孫となかなかのもの。但し父がクラシック実績の無いﾊｰﾋﾞﾝｼﾞｬｰなので、ダービーは無理だろうなと思っていました。去年の日記にも書いたことですが、ﾊｰﾋﾞﾝｼﾞｬｰはｼﾝﾎﾞﾘｸﾘｽｴｽ等と同じ「唯一の牡馬クラシックの勝ち馬が菊花賞馬」というタイプに思えます。そして本サイトのPOGのジンクスである指名人数の条件も満たしていません。デビュー後の指名が不可になったｵﾙﾌｪｰｳﾞﾙの世代以降、指名人数が三桁以上の馬は皐月賞とダービーの16レース中13レースを制して居り、二桁人数の指名馬はｴﾎﾟｶﾄﾞｰﾛ(75人)、ﾛｺﾞﾀｲﾌﾟとﾜﾝｱﾝﾄﾞｵﾝﾘｰ(60人台)の3頭のみ。指名者8人のオークス馬ﾒｲｼｮｳﾏﾝﾎﾞ、指名者1人の桜花賞馬ﾚｯﾂｺﾞｰﾄﾞﾝｷがいる牝馬クラシックとは決定的な違いが有ります。このﾆｼﾉﾃﾞｲｼﾞｰの指名者は21人。これで皐月賞やダービー勝てば最低指名人数の更新になりますが、これも無理っぽいので、「菊花賞で頑張ってくれ」という感じでした。
何故ﾆｼﾉﾃﾞｲｼﾞｰに期待するかと言えば、祖母の父ｾｲｳﾝｽｶｲの祖母父がｶｰﾈﾙｼﾝﾎﾞﾘだからです。ｷﾀﾉｶﾁﾄﾞｷのライバルだったｶｰﾈﾙｼﾝﾎﾞﾘの名前は此処でしか見たことが有りません。ｶｰﾈﾙｼﾝﾎﾞﾘの名前が今後残るにはﾆｼﾉﾃﾞｲｼﾞｰが種牡馬になって、他の牝系と交配し、牝馬が生まれて、その牝系が継承されることしか有りません。種牡馬として失敗しても、父系ラインが消滅しても、牝馬を通じて子孫にその名前が残ります。最近ではﾒｼﾞﾛﾏｯｸｲｰﾝがその典型です。ｵﾙﾌｪｰｳﾞﾙやｺﾞｰﾙﾄﾞｼｯﾌﾟを通じて残って行くでしょう。ﾆｼﾉﾃﾞｲｼﾞｰが種牡馬になれれば当然ｷﾀﾉｶﾁﾄﾞｷの血を持つ繁殖牝馬に交配して欲しい。ｼﾗｵｷ牝系ではｼﾞｮｰﾃﾞｨｼﾗｵｷ、ﾌﾟﾛﾎﾟﾝﾁｽ系のﾄｳｼﾞﾝｼｸﾚﾉﾝ、ｺｽﾓﾊﾞﾙｸの祖先ﾄｷﾜｱｲｾﾞﾝ(ﾄｳｶｲﾃｲｵｰのダービーで5着だったｿｰｴｰﾑﾃｷの母)、ｵｸﾞﾘｷｬｯﾌﾟのｼｭﾘﾘｰ系のﾘﾝﾃﾞﾝﾘﾘｰ、ﾀﾞﾛｰﾈｶﾞの祖母ｶﾌﾟﾘｺｰﾝ(現役繁殖牝馬が1頭しか居ないので牝系消滅の恐れ有り)と候補は一杯います。皐月賞で二桁着順になった時は絶望しましたが、よくダービーで5着に盛り返してくれました。まだ希望は有りますよ(^ー^)
- Secretariat
- イバル
